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Goodayクイズ

果物は太るから、食べないほうがいい?

クイズで学ぶ「果物の健康効果」

 日経Gooday編集部

 正解は、(1)ホント です。

果物は、食べすぎなければ健康や美容の強い味方

調理なしで手軽に食べられる果物を、もっと生活に取り入れよう。(C)nitr-123rf

 果物は「太りそう」なイメージがあるため、野菜は意識してとっていても果物はあまり食べない、という人もいるのではないでしょうか。

 果物に含まれる果糖、ブドウ糖、ショ糖などは、糖の結合数が少ないため、デンプンなどに比べると体内に吸収されやすいことが知られています。これが「果物を食べると太る」説の根拠の一つです。ただ、女子栄養大学栄養生理学研究室教授の上西一弘さんは、こう話します。「糖尿病や脂肪肝などで糖質を制限されている人は別として、健康な人は果物を1日200g程度とっても問題ありません。確かに、食べすぎれば太りやすくなりますが、“抗酸化”という側面を考えると、やはり、果物は食べたほうがいいでしょう」。

 そもそも、果物を食べるメリットとは何なのでしょうか?

 「果物にはビタミン、ミネラル、食物繊維、フィトケミカルが含まれています。これらは体の調子を整えたり、疾病予防に役立ちます」(上西さん)。

 フィトケミカルとは、野菜や果物の色素や辛み、香りの成分の総称。強い抗酸化作用を持ち、体内で発生した活性酸素を取り除くといわれています。さらに、免疫力を高め、病気を予防する働きもあるとのことで、研究が進められています。「リコピン」「β-カロテン」「フラボノイド」「アントシアニン」など、耳にしたことのある名前も多いのではないでしょうか?(表参照)。

表 主なフィトケミカルの色による分類と代表的な果物
中村丁次監修『病気にならない魔法の7色野菜』(法研)より抜粋
[画像のクリックで拡大表示]

 現代人はストレスなどにより、体内で活性酸素が発生しやすいといわれます。「果物にも野菜にも、ビタミンC、E、A(植物にはカロテノイドとして含まれる)などの抗酸化成分が含まれますが、果物は野菜よりもカラフルなものが多いため、さまざまな抗酸化成分を取り入れやすい食品といえます」(上西さん)。果物は調理せずに食べられるため、野菜よりも手軽に取り入れられるという良さもあります。

 厚生労働省、農林水産省が作成した『食事バランスガイド』によれば、1日に野菜は350g、果物は200g摂取することが目安となっています。野菜は「不足している」とよくいわれますが、厚生労働省「2014年国民健康・栄養調査」によると、実は、野菜よりも果物のほうが不足している(摂取目標に対する充足率が低い)ことが分かっています。40代までの若い世代では、果物の摂取量は1日60g程度と、圧倒的に不足していますし、50代でも100g程度と、摂取目標の半分にすぎません。

 果物200gは、みかんなら2個、りんごなら1個、バナナなら2本くらいの量。バナナは他の果物に比べて糖質量が多いので、「肥満が気になる人は、バナナよりもみかんやキウイフルーツなど、ほかの果物を選ぶといいでしょう」と上西さんはアドバイスしています。

この記事は、「結局、果物は体にいいのか、悪いのか」(執筆:村山真由美=フリーエディター・ライター)を基に作成しました。
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