日経グッデイ

Goodayクイズ

「男は何歳になっても子どもを作れる」ってホント?

クイズで学ぶ「精子の老化」

 日経Gooday編集部

日経Gooday読者のみなさん、「カラダにいいこと、毎日プラス」していますか? Goodayクイズでは、今知っておきたい健康や医療のネタをQ&A形式でおさらいします。出題範囲は日経Goodayに掲載した記事です。ぜひ、今日からのセルフケアにお役立てください。ではさっそく、今週のGoodayクイズを始めましょう。

「精子の老化」に関する問題

【問題】卵子と違って、精子は毎日作られるので古くならない。セックスさえできれば男は何歳になっても子どもを作れる。これはホント? ウソ?

  • (1)ホント
  • (2)ウソ

 正解は、(2)ウソ です。

いくつになっても大丈夫…と油断しないで。(©Cathy Yeulet-123rf)

 男性にとって若さのバロメーターともいえる「精子力」。女性の場合、生まれた時に卵巣の中に原始卵胞(卵子のもと)を持っており、その原始卵胞は、年齢とともに減り、老化していきます。このため、女性は年を重ねるとともに妊娠が難しくなります。一方、男性の精子は、精巣の中で毎日作られています。50代で子どもを作る男性は珍しくないですし、往年の名優・上原謙は71歳で、チャールズ・チャップリンは73歳で父親になりました。

 こうしたことから「セックスさえできれば男は何歳になっても子どもを作れる」と思っている男性が多いようですが…実はそんなことはないようです。

 「精子が老化する男と、老化しない男。我々の研究から、男性には2種類あることが分かりました」と話すのは、獨協医科大学越谷病院(埼玉県越谷市)泌尿器科の岡田弘主任教授。岡田教授によると、一部の男性は、35歳から、卵子を活性化させる力、すなわち妊娠させる力が落ちるのだとか。

 実は「男も年を取ると子どもができにくくなる」という報告は以前からありました。

 例えば782組の夫婦を対象に、「夫婦の年齢と妊娠する確率」を調べた論文があります。妻の年齢が27~34歳の場合、「夫が同い年」でも「夫が5歳上」でも妊娠率はほとんど変わりません。ところが妻が35~39歳になると、「夫が5歳上」は明らかに妊娠率が落ちています(下グラフ)。つまり、40歳を過ぎた男性は妊娠させにくくなるわけです。

[画像のクリックで拡大表示]

 また、高齢の男性は「男の子」を作りにくくなるという研究結果もあります。そのメカニズムとは?――さらに詳しい解説はこちら。

◆男こそアンチエイジング!
精子が老化する男としない男がいる!?

関連記事