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Goodayクイズ

痛風予防のために心がけたい水分摂取量は?

クイズで学ぶ「痛風」

 日経Gooday編集部

日経Gooday読者のみなさん、「カラダにいいこと、毎日プラス」していますか? Goodayクイズでは、今知っておきたい健康や医療のネタをQ&A形式でおさらいします。出題範囲は日経Goodayに掲載した記事です。ぜひ、今日からのセルフケアにお役立てください。では早速、今週のGoodayクイズを始めましょう。

痛風に関する問題

【問題】気温の上昇とともに、冷えたビールが美味しく感じられるようになりました。ビール党が気になるのは、体内に尿酸が蓄積することで引き起こされる痛風。「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」によると、尿酸の排泄を促すためには、水分摂取が重要です。では、尿酸を効果的に排泄するのに、次のうちどのくらい水分の摂取を心がけるとよいでしょうか。

  • (1)1日1~1.5リットル
  • (2)1日1.5~2リットル
  • (3)1日2~2.5リットル

 正解は、(3)1日2~2.5リットル です。

図1◎ 尿酸の排泄と尿量の関係
尿酸の排泄と尿量の関係
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 腎臓が尿酸を排泄する力を「尿酸クリアランス」と呼びますが、これは尿量と比例関係にあります。尿酸の排泄を促すためには、水分摂取が重要です。尿量が増えれば、尿酸もたくさん出ていきます。尿中の尿酸は、水を多く飲むほど薄くなりますから、腎臓の結石はできにくくなり、その意味では良い影響が期待できるでしょう。ただし、いくら水を飲んでも、一定のラインを超えると、尿酸を排泄する力は横ばいになり、それ以上は増えません(図1)。3リットル、4リットルの水を飲んでも効果は同じということです。

 日本痛風・核酸代謝学会が作成した「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」では1日2リットル以上の尿量を推奨しています。2リットル以上の尿量を確保できるように、1日2〜2.5リットルを目安に水分を摂れば、尿酸クリアランスが上のグラフ中の赤い★印のレベルに達し、尿中の尿酸濃度も薄くなって尿路結石の形成も食い止めてくれます。

 さらに詳しい解説はこちら。

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気になる尿酸値、どうやって下げる?

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