正解は、(1)オリーブオイルの色と品質は関係がない です。

オリーブオイルの色の違いは、原料となるオリーブの実の品種や収穫時期などの違いによるものです。緑色が濃いオイルは若い実から絞ったもので、緑の色はクロロフィル(葉緑素)の色。オリーブオイルのテイスティングには、色から受ける先入観を排除するために、青色のグラスを採用しているといいます。
オリーブオイルは身体によい脂肪酸で組成され、なかでも一番多く含まれているのが「オレイン酸」です。悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを維持する働きをしてくれます。このオレイン酸は熱に強く、揚げ物や炒め物でオリーブオイルを使っても健康効果を維持できるといいます。日ごろの調理で使用している油をオリーブオイルに替えてもいいでしょう。
保管については、オリーブオイルの中の成分が固まってしまうため、冷蔵庫内は避けるほうがいいとされています。冷蔵庫から出して、温度を上げれば元の液体に戻りますが、温度の上下を何度も繰り返すと品質が低下してしまいます。夏場はキッチンの戸棚の中など冷暗所での保管がベター。戸棚でも、時間によって日が差し込む場所や、コンロの下や脇など調理によって温度が上下するところは適しません。
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