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Goodayクイズ

毛細血管が減り始めるのは何歳から?

クイズで学ぶ「血管の老化防止」

 日経Gooday編集部

 正解は、(2)40代です。

劣化した毛細血管、「ゴースト血管」が老化を推し進める

「血管」の健康は、老化や病気のリスクと密接に関わっています。中でも今、大きくクローズアップされているのが「毛細血管」です。(c)Sebastian Kaulitzki-123RF

 「人は血管とともに老いる」という言葉が有名になり、多くの人が血管の健康に関心を抱くようになりました。血管の若さを保つことは、健康寿命を延ばすための必須事項です。

 では、どの血管が大切なのでしょうか。もちろん動脈も静脈も重要ですが、ほかに忘れてはならない血管があります。それが毛細血管です。

 ここ数年、毛細血管が老化や病気に及ぼす影響がクローズアップされるようになりました。加齢や生活習慣などにより、毛細血管が傷んで機能しなくなる――「ゴースト血管」というキーワードを聞いたことがある人もいるでしょう。

 愛媛大学医学部附属病院の抗加齢・予防医療センター長、伊賀瀬道也さんは、「毛細血管は、その名の通り毛のように細い血管で、太さは頭髪のわずか10分の1程度です。動脈や静脈のような大きな血管に比べると、微々たる存在だと思う人もいるかもしれません。しかし、毛細血管は体の血管の95~99%以上を占める、決して軽視できない血管です」と話します。

 毛細血管は、体の隅々まで栄養分や酸素を運ぶ重要な存在です。毛細血管が傷んでゴースト血管になると、血液が流れにくくなり、栄養分や酸素を体中の臓器に適切に運ぶことができなくなります。「この状態が続けば、当然、体の各所で機能が損なわれ、さまざまな病気が引き起こされます。見た目の老化、免疫力の低下、さらには認知症のリスクを上げることも分かってきました」(伊賀瀬さん)

体のコゲ「糖化」と、サビ「酸化」が毛細血管のゴースト化を進める

 なぜ、毛細血管がこのようにゴースト化してしまうのでしょうか。その原因として、伊賀瀬さんが挙げるのは「糖化」と「酸化」です。いずれも私たちの体の老化を進める主犯としてよく知られています。

 糖化とは、体内のたんぱく質が糖質と結びつき、たんぱく質が劣化する現象。「体内の糖質が過剰になると糖化が進んで、AGE(糖化最終生成物)という物質が産生されます。AGEは体のコゲ』のようなもので、AGEが蓄積されると、大きな血管はもちろん、毛細血管にも悪影響を与えます。毛細血管の壁細胞が傷ついてはがれ、内皮細胞の隙間が広がってゴースト化を招くのです」(伊賀瀬さん)

 ゴースト血管のもう1つの原因である「酸化はいわば体のサビ」。体内で反応性の高い「活性酸素」が過剰に作られ、それが組織を傷めていきます。適量ならウイルスや細菌を撃退してくれる心強い味方となりますが、過剰になると正常な細胞まで傷つけて組織の劣化を進め、老化を加速させ、さらにはがんなどの病気も引き起こします。伊賀瀬さんによると、糖化と酸化とは密接な関係にあり、糖化が起こると酸化も引き起こすのだそうです。

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