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Goodayクイズ

睡眠不足が下痢や便秘の原因になるってホント?

クイズで学ぶ「睡眠とカラダ」

 日経Gooday編集部

 正解は、(1)ホント です。

睡眠が足りないと腸のぜん動運動が低下しやすい。(©Rommel Canlas-123rf)
睡眠が足りないと腸のぜん動運動が低下しやすい。(©Rommel Canlas-123rf)

 便通と睡眠は一見、何のつながりもないように思えますが、両者の間にはどうやら深い関係があるそうです。便秘などの便通異常がある人は、そうでない人より、睡眠の質と量が低下しているという報告があります。

 20~45歳の女性444人を対象に、便通と睡眠の状態について尋ねた調査結果によると、便秘の人や、下痢や腹痛が繰り返し起こる「過敏性腸症候群」の人は、便通の問題がない人に比べ、睡眠があまり良質ではありませんでした。

 平日の睡眠時間が短い、就寝時間が不規則、寝ぼけや悪夢、金縛りなど(睡眠時随伴症)、睡眠の質を示す項目を「睡眠健康危険度」として点数化すると、便秘の人、過敏性腸症候群、両方が当てはまる人は点数が高い傾向がありました。

 調査を行った睡眠評価研究機構代表の白川修一郎さんはこう話します。「便通が先か、睡眠が先かとなると、やはり睡眠の問題が先でしょう。睡眠不足や不規則な睡眠習慣が続くことで、便通が悪くなったと考えるのが自然です。実際、睡眠時間が『5時間以下の人』は、『7~8時間の人』に比べて、便通異常が圧倒的に多いという結果も出ています」。

 白川さんによると、睡眠不足で便通が悪くなるのには、主に「自律神経の問題」「寝る前のドカ食い」「生体リズムの乱れ」の3つの理由が考えられるそうです。

 まず「自律神経の問題」は、睡眠が足りないと、交感神経と副交感神経からなる自律神経も十分に休息できず、自律神経失調の状態に陥りやすくなります。消化管の運動は副交感神経に支配されているので、この働きが鈍ると腸のぜん動運動も低下し、便秘になりやすい。逆に、副交感神経が過剰に働き過ぎると、腸管が早く激しく動いて、過敏性腸症候群を招く一因になります。

 続いて、「寝る前のドカ食い」は、1日の中で食欲が一番増すのは寝る前であることと関係しています。夜遅く食事をすると、胃の中に消化されない食物が残ったままで眠ることになるので、体が十分に休まらずに、これも睡眠の質を下げます。さらに、朝起きても胃がもたれたまま。食欲がわかないので、朝食をろくに食べないことになり、それが便秘につながってしまいます。

 最後に、「生体リズムの乱れ」ですが、消化管の働きは日中の覚醒時に活発になり、夜の睡眠時には低下するというように、睡眠・覚醒リズムと足並みを揃えていいます。夜寝ているときは、消化吸収の働きも本来は“お休みモード”になるのです。そのため、睡眠時刻や起床時刻が不規則になると、消化管のリズムまで乱れてしまい、便通のリズムも狂ってしまいます。

 さらに詳しい解説はこちら。

◆ ビジネスパーソンに贈る 眠りの超スキル
便秘と下痢は睡眠乱れのサイン?

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