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Goodayクイズ

乳酸菌は生きて腸に届かないと意味がないのか?

クイズで学ぶ「乳酸菌の健康効果」

 日経Gooday編集部

正解は、(2)死菌でも効果が期待できる です。

乳酸菌を多く含む食品の代表格「ヨーグルト」。「生きて腸まで届く」などと書かれた商品を目にしますが、乳酸菌が生きて腸に届くことは重要なのでしょうか。(c)Oksana Bratanova -123rf
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 ヨーグルトといえば、乳酸菌を多く含む、おなかにいいといわれる食品の代表格。しかし、多くの乳酸菌は通常は胃酸や胆汁酸にさらされるため、腸に届く前に死んでしまうといわれています。

 店頭に並んでいるヨーグルト商品の中には、「高生存性」「生きて腸まで届く」といったコピーがよく使われていますが、生きて腸に届くことは重要なのでしょうか。

 乳酸菌をとると、免疫力アップを期待できますが、免疫組織を刺激するのは、菌の外膜成分や菌細胞の中にあるDNAやRNAなど、つまり菌の構成成分になります。腸内環境研究者・福田真嗣さん(メタジェン代表取締役社長CEO/慶應義塾大学先端生命科学研究所特任准教授)によると、「免疫力アップに限れば、乳酸菌は死菌でも効果があると考えられます」とのことです。

 さらに、死菌を構成している成分は、生菌や常在する腸内細菌のエサになる場合もあります。つまり、「生きて腸に届く」かどうかにことさら神経質になる必要はなく、むしろその摂取効果を実感できるかどうかが重要ということになります。

ヨーグルトの食べ方のコツは?

 ヨーグルトにはさまざまな種類がありますが、自分に合うヨーグルトはどう選べばいいのでしょうか。福田さんは、どれが自分の腸内環境に合うかは、食べてみないと分からないと話します。

 「おすすめを挙げるとすれば、まずはオリゴ糖入りのものです。オリゴ糖はビフィズス菌などのエサになり、腸内で良い発酵を促してくれます」(福田さん)。プレーンヨーグルトに、市販のオリゴ糖やオリゴ糖入りのフルーツソースなどをかけるのもおすすめです。

 「どの製品が自分の腸に合うかを調べるには、同一銘柄のものを1~2週間食べ続けることです。量は最低でも1日100~150gくらいは食べてください。体調や排泄の調子がよくなったり、便の色やにおいが改善されたりしたら、その製品はあなたの腸に合っていると判断できます。あまり変化が見られなかったら、別の銘柄のものをまた1~2週間試してみてください。これを繰り返していくうちに、自分の腸と相性のいいヨーグルトと出会うことができるでしょう」(福田さん)

腸内フローラのバランスをよくする食生活とは?

 腸内フローラのバランスをよくするためには、以下のようなことに気をつけるといいようです。

【腸内フローラのバランスをよくする食べ方】
●腸内細菌のエサになる食物繊維(穀類、イモ類、豆類、野菜、きのこ、海藻、果物など)をとる
●なかでも、腸内細菌が分解しやすくエサにしやすい水溶性食物繊維が豊富な食品(大麦や海藻など)を積極的にとる
●ヨーグルトだけでなく乳酸菌のエサになるオリゴ糖も一緒にとる
●ただしこれらは自分の腸にあったものを探して、毎日とり続ける必要がある

 腸内フローラは少しずつではありますが、食生活で変えることができます。長期戦を覚悟して、食生活を改善していきましょう。

この記事は、「ヨーグルトは必ず食べるべき? 腸内環境研究者が明かす腸にいい食べ方のコツ」(執筆:村山真由美=フリーエディタ―・ライター)を基に作成しました。
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