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Goodayクイズ

「適量の飲酒なら健康にいい」はホント? ウソ?

クイズで学ぶ「飲酒と健康」

 日経Gooday編集部

お酒を飲んで顔が赤くなる人は注意

 次に、アルコールに対する耐性が弱い人、つまりお酒を飲んですぐ顔が赤くなる人はどうなのでしょうか。

 「アルコールを飲んで顔が赤くなる人、つまり生まれつきアルコールの分解能力が低い人は注意が必要です。こうした体質の人は飲酒によって食道がんなどのリスクが高まることがわかっています。飲酒量は、飲める人に比べて抑えた方がいいでしょう」(樋口さん)

 さらに、樋口さんによると、リスクがより高いのは高齢者なのだそうです。「高齢者はアルコールを分解するスピードが遅く、体内の水分量も少ないため、血中アルコール濃度が高くなりやすいからです。持病を抱えている人が多いですしね。また、飲酒時の転倒リスクも高まります。これが原因で骨折して、寝たきり生活になってしまうというケースも少なくありません」(樋口さん)

 こう聞くと、「結局、飲まないに越したことはないのでは…」と思ってしまいますが、樋口さんは「無理に断酒することはない」と話します。飲み過ぎの人は飲む量を減らすことから始めてほしいと話します。

 「アルコール健康障害で病院を訪れる患者さんにも同じことが言えるのですが、習慣化している飲酒をいきなり断つことはストレス以外の何ものでもありません。『飲酒をやめなさい』という上から目線の指導は逆効果です。ではどうしたらいいか? それは“無理のない範囲”で量を減らすこと。その量も本人が決めることが大切です」(樋口さん)

この記事は、「『酒は百薬の長』はあくまで“条件付き”だった」(執筆:葉石かおり=エッセイスト・酒ジャーナリスト)を基に作成しました。
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