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Goodayクイズ

一人で悩む人も多い「便失禁」 改善方法は?

クイズで学ぶ「便失禁」

 日経Gooday編集部

バイオフィードバック療法や薬物療法も

 切迫性の治療では、「バイオフィードバック療法」という治療法もあります。自分では肛門を締めているつもりでも、お尻の大きな筋肉に力が入ってしまい、ちゃんと外側の括約筋が締められていない方もいます。そんな場合に肛門の締まり具合をモニターに表すセンサーをお尻に入れて、括約筋を締める感覚を、画面を見ながら覚えてもらうというものです。

 薬としては、便の水分を吸収して硬くする便形状改善薬があります。ポリカルボフィルカルシウム(商品名:コロネル、ポリフルほか)といって、過敏性腸症候群に使われる処方薬です。それでも便が軟らかい場合は、必要に応じて下痢止め薬を用い、腸の過剰な蠕動(ぜんどう)を抑えます。

 もう1つ、薬物療法やバイオフィードバック療法などで改善が見られない場合には、「仙骨神経刺激療法」という治療法もあります。骨盤内に小型の装置を埋め込む手術を行い、仙骨神経という神経を電気的に刺激することで便失禁を改善する方法で、2014年から保険適用になっています。改善率も高く、8割の人は漏れる回数が半分以下になることが確認されています。

[画像のクリックで拡大表示]

(図:増田真一、イラスト:堀江篤史)

この記事は、 「肛門がかゆい・痛い」「急な便意を我慢できない」読者の悩みに名医が回答(伊藤和弘=ライター)を基に作成しました。
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