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Goodayクイズ

1日に摂っていいカフェインの量はどのくらい?

クイズで学ぶ「カフェイン」

 日経Gooday編集部

日経Gooday読者のみなさん、「カラダにいいこと、毎日プラス」していますか? Goodayクイズでは、今知っておきたい健康や医療のネタをQ&A形式でおさらいします。出題範囲は日経Goodayに掲載した記事です。ぜひ、今日からのセルフケアにお役立てください。では早速、今週のGoodayクイズを始めましょう。

「カフェイン」に関する問題

【問題】エナジードリンクやコーヒーなどに含まれるカフェインは、眠気を吹き飛ばしてくれます。その一方で、突然死の原因などになることが指摘されています。日本では2011年に、食品安全委員会(内閣府)が海外のリスク管理機関等の状況をまとめ、「悪影響のない最大カフェイン摂取量」を設定しました。その量とは1日当たり、次のうちどれでしょう。

  • (1)50mg/日(ドリンク剤およそ1本分に含まれる量)
  • (2)200mg/日(市販のカフェイン製剤1回量)
  • (3)400mg/日(マグカップに入れたコーヒー3杯分)

 正解は、(3)400mg/日(マグカップに入れたコーヒー3杯分) です。

(©Alexander Dubovitskiy-123rf)

 エナジードリンクは、米国では1980年代後半に登場しました。2006年には約200もの新ブランドが市場に投入され、年間50億ドルもの収益をもたらすようになりました。エナジードリンクは米国の大手飲料市場の売り上げの約49%を占めるといいます。

 医学博士の大西睦子さんによると、同じブランド・商品銘柄のエナジードリンクでも、国によって成分に違いがあるそうです。ただ、調査によれば、ほとんどのエナジードリンクにカフェイン、ガラナ、タウリン、朝鮮人参、糖類、ビタミンB群などの成分が、基本的には同じように含まれているのだとか。

 その中の1つ、カフェインは脳神経系に作用します。

 適度な量のカフェイン摂取は、エネルギーの増加、身体能力の向上、疲労減少、瞬発性の向上、認知機能の強化、集中力と短期記憶の向上につながるという研究報告があるといいます。

 「一方で、カフェインの摂取とその減量や中止による、さまざまな健康への影響が懸念されています」と大西さん。神経過敏、不安、精神錯乱、手足の震え、骨粗しょう症、消化器系の問題、吐き気、不眠、眠気、頻尿、頭痛、動悸、不整脈、および高血圧などの症状が表れたり、学齢期の子どもたちの場合、1日当たり120mgから145mgのカフェインを2週間摂取すると、禁断症状が表れることも報告されています。

 日本でも2011年に、食品安全委員会(内閣府)が海外のリスク管理機関等の状況をまとめ、悪影響のない最大カフェイン摂取量を、以下のように設定しています。 資料は上記の下線部をクリックしてください。

食品安全委員会が公表したカフェインのファクトシートより。
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 さらに詳しい解説はこちら。

◆医学博士 大西睦子のそれって本当? 食・医療・健康のナゾ
エナジードリンクを飲む前に、知っておくべき7カ条

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