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Goodayクイズ

様々な病気とも関連する「いびき」 どんな場合が要注意?

クイズで学ぶ「いびき」

 日経Gooday編集部

肥満で舌が太る!? 舌の肥大がいびき発生に関連

 では、いびきをかきやすい人とはどのような人でしょう。前述した通り、いびきは、空気の通り道である上気道が狭くなることで起きます。そして、上気道が狭くなる原因には次のようなものがあります。

【上気道が狭くなる原因】

  • 肥満
  • へんとう肥大
  • 舌が大きい(太る)
  • 小さいあご(舌が収まりきらない)
  • 口呼吸
  • 鼻炎
  • 飲酒
  • 疲労やストレス

 このうち、勤労世代の男性が注意したいのは大人になってからの肥満、内臓脂肪型肥満です。内臓脂肪型肥満になると、おなかまわりだけでなく、喉にも脂肪がつき、気道が狭くなります。それに加えて舌も太るために、舌が喉方向に下がり、気道を一層狭くしてしまいます。

 起きているときには、舌の位置や喉の筋肉を調整して気道を広げることができるので、息苦しさを感じることはないでしょう。しかし、睡眠中は体がリラックス状態になり、喉の筋肉や舌がゆるみます。その結果、気道が狭くなって、無呼吸やいびきが起きてくるというわけです。

 さらに、あごが小さい人や鼻に疾患がある人も、いびきをかきやすくなります。日本人の骨格の特徴として、欧米人よりもあごが小さくて口の中が狭い、というのがあります。その分、舌が口の中に収まりにくく、喉の方に下がりやすくなります。また、口まわりの筋肉が発達していなかったり、鼻がつまったりして口呼吸をしている場合にも、舌の位置が下がり気道が狭くなりやすいことが分かっています。

 以上のような理由から「いびきやSASの問題は、性別や体形を問わず、女性や子供にも見られます」と千葉さん。「歯科矯正分野では、幼少期に軟らかいものばかり食べていたりして、かんだり飲み込んだりといった、のどの働きやあごの発達が十分でない子供が増えていることが問題となっています。また、国民病でもある花粉症などの鼻炎症状がもとで口呼吸が習慣化しているケースも少なくありません。国内外の歯科矯正分野でも、今後いびき人口がますます増えていくのではないかと懸念されています」

 いびきは原因に合わせて様々な改善法、治療法があります。太っている人は、まず食生活の見直しや運動を取り入れて、喉まわりの脂肪を減らすことを心がけましょう。

 軽症のSASと診断された人や口呼吸が原因と見られるケースでは、エクササイズが効果的な場合があります。口や舌など、口まわりには多くの筋肉が集まっていますが、口呼吸が癖になっている人ではそれらの筋力が弱っていることでいびきを助長している可能性があります。歩行や運動機能の維持に体の筋トレが必要なように、いびき予防のためにも、口や舌の筋トレを習慣にしましょう。また、中等症~重症のSASの方は、エクササイズより医師の下での治療を優先させましょう。

この記事は、あなたのいびき、口呼吸が原因かも…「お口の筋トレ」のススメ(及川夕子=ライター)を基に作成しました。
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