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Goodayクイズ

様々な病気とも関連する「いびき」 どんな場合が要注意?

クイズで学ぶ「いびき」

 日経Gooday編集部

 正解(いびきの説明として間違っているの)は、(4)鼻呼吸の人はいびきをかきやすい傾向がある です。

軽度のいびきでも、放置すると…

写真はイメージ=(c) Andriy Popov-123RF
写真はイメージ=(c) Andriy Popov-123RF
 いびきは、上気道(鼻から喉までの空気の通り道)が狭くなることで呼吸のたびに生じる摩擦音です。つまり、呼吸がしづらくなっている状態を示し、ひどい場合には肺に送り込まれる空気の量が減ってしまったり(低呼吸)、気道が完全に閉塞して一時的に呼吸が停止したりすること(無呼吸)もあります。

 自分ではよく寝たつもりでも、呼吸が苦しいため眠りの質が低下し、日中に眠気が出たり、頭がぼーっとしたり、疲労感が抜けなかったりする場合には、就寝中にいびきをかいている可能性があります。

 もちろん、いびきをかく人すべてが低呼吸や無呼吸状態になっているわけではありませんが、睡眠中に低呼吸や無呼吸が1時間当たり平均5回以上生じる場合は、「睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome 以下、SAS)」とされます。

 「軽症の場合、すぐに治療が必要というわけではありませんが、中等症以上のSASを15年間放置した場合、心筋梗塞などをはじめとする循環器系疾患や脳血管障害の合併により生存率は約50%程度に低下するというデータもあります。 さらに、SASには至らない軽度のいびきであっても、放置すると、将来重度のSASへと進行することもあるため油断はできません。 やはり、うるさいいびきは、放置しないことが大切です」と、太田睡眠科学センター&外科学センター所長の千葉伸太郎さんは言います。

大きないびきは睡眠時無呼吸症候群の可能性大

 いびきをかく人の健康リスクとしては、SASに関連する疾患として、心筋梗塞、脳出血などの血管系疾患、合併症として生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症)のリスクが高まることが挙げられます。また、最近では、正常眼圧緑内障(*1)との関係も指摘されています。「ほかに、いびきによる睡眠障害から、うつ病、男性の性機能不全、夜間頻尿などにつながることもあります。また、同じ部屋で寝る人にとっても、騒音性難聴、睡眠障害などの健康リスクが高まる恐れがあります」(千葉さん)

 千葉さんによると、いびきの中でも特に注意したいのが、習慣的で、かつガーガーと大きな音を立てていたり、呼吸が止まっていたりするケースです。

 「いびきは摩擦音ですから、大きな音を立てるいびきはそれだけ苦しい呼吸の力が大きいことを意味します。つまり、息苦しく、体に負担がかかるいびきであり、音が大きいほどSASの可能性が高いと考えていい。お酒を飲んだ日や疲れているときのみ起こるような、一過性のいびきとは区別する必要があります」(千葉さん)

【危険ないびきの見分け方】

  • 音が大きい
  • はたから見て苦しそう(時々呼吸が止まる)
  • 目覚めたときに口が渇いている、喉が痛い
  • 起床時や昼間の活動時間中に疲労感がある、眠くて仕方がない

 このような症状がある場合には、いびきにより何らかの健康被害が生じる可能性が高いと考えられます。医療機関を受診してSASかどうかの診断を受け、必要なら治療しましょう。ただし、SASと診断されなくても、いびきは睡眠の質を低下させ、健康を害する可能性があるため、積極的にいびきの改善に取り組むべきだと千葉さんはアドバイスします。

*1 緑内障のタイプの1つ。眼圧が上昇することで視神経が障害されて発症するタイプとは異なり、眼圧は正常にもかかわらず視神経が障害されて発症する。

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