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Goodayクイズ

有森裕子さんお薦めのランニング後のケアは?

クイズで学ぶ「アフターケア」

 日経Gooday編集部

日経Gooday読者のみなさん、「カラダにいいこと、毎日プラス」していますか? Goodayクイズでは、今知っておきたい健康や医療のネタをQ&A形式でおさらいします。出題範囲は日経Goodayに掲載した記事です。ぜひ、今日からのセルフケアにお役立てください。では早速、今週のGoodayクイズを始めましょう。

ランニング後のケアに関する問題

【問題】元マラソンランナーの有森裕子さんは、ランニング後のケアは走り続ける上で、欠かしてはいけないものと強調します。有森さんがお薦めするケアのうち、間違っているのは次のうちどれでしょう?

  • (1)反動をつけてしっかりストレッチをする
  • (2)ゆっくりジョギングをする
  • (3)アイシングや冷却スプレーなどで痛むところを冷やす

 正解は、(1)反動をつけてしっかりストレッチをする です。

走る前だけでなく走った後もストレッチは重要。(©magiceyes-123rf )

 元マラソンランナーの有森裕子さんは、「市民ランナーにとって、走ることの一番の目的は、心身ともに健康になること(健康を維持すること)ですから、『痛い」『走れない』といったストレスからくる、身体や心のダメージを抱えたまま走ることで、不健康になってしまっては意味がありません。『走ること』と『ケア』は必ずセットで考えてほしい」と言います。

 レース後のケアは、ケガの予防だけでなく、回復力を高める効果もあります。国内の大会の場合、レースの翌日は出勤して通常業務をこなすという方も多いと思います。疲れを残さず仕事に集中して取り組むためにも、やはり走った後のケアは重要なのです。

 具体的なレース後のケアですが、有森さんが現役の頃は、ゆっくりジョギングをしてクールダウンを行い、そのジョグの合間にストレッチや体操を入れて体をほぐしていたそうです。ストレッチは反動をつけるのではなく、体の部位をゆっくりと伸ばし、筋肉がジワーッと伸びていくのをイメージしながら行うと、リラックス効果も期待できるといいます。「もちろんアイシングも欠かさず、必要であればトレーナーによるマッサージも受けていた」と言います。

 「ケアの仕方は、レースで受けたダメージの度合いで変わってきます。例えば、レース直後、ダメージが少ないと感じた人には、ゴールしてから30分以内にクールダウンを行い、体をほぐすことをお薦めします」(有森さん)

 しかし、歩くのもままならないぐらいつらい、という人は、まず違和感がある部位をアイシングするのが良いそう。冷却スプレーも一時的なケアとしてはお薦めしています。ただし、痛みによっては温めた方がよい場合もあるので、一概に冷やせばいいということではないそうです。できれば、トレーナーなどの専門家に相談を。そして、体をほぐす程度のストレッチや体操にとどめ、翌日は体の状態を見ながらウォーキングから始めて、自分のペースでゆっくりと体をほぐしていくといいでしょう。

 「ウォーキングは、最初は、休憩を挟みながら自分が気持ちいいと思うペースで歩けばOK」と有森さん。疲れが溜まっていたり、多少の痛みが残っていたりすると、歩くフォームも崩れてきます。その間は走らず、背筋を伸ばして「リラックスしたスムーズな腕振りができているか」「内股やガニ股になっていないか」「どこか痛みや違和感がないか」など、フォームをチェックしつつ、自分の体と対話しながら歩くといいでしょう。

 さらに詳しい解説はこちら。

◆ 有森裕子の「Coolランニング」
レース後の「ケア」こそ、ランニングを長続きさせるコツ

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