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Goodayクイズ

睡眠不足の人は認知症になりやすい?

クイズで学ぶ「睡眠と認知症」

 日経Gooday編集部

 正解は、(1)ホント です。

 徹夜明け、ボーッとしてうまく頭が回らない―。そんな経験はありませんか。睡眠不足は脳の働きに大きな影響を与えます。

 「睡眠不足の日が何日か続くと、明らかに記憶力や認知能力が衰えることが分かっています」と話すのは、RESM新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニック(横浜市港北区)の白濱龍太郎院長です。

しっかり眠っている人は記憶力が高く、成績も良い

 「記憶を司るのは脳の海馬という部分ですが、睡眠時間が少ない子供はこの海馬の体積が小さくなっています。成人を対象にした研究でも、しっかり睡眠時間を取っている人の方が記憶力が高いというデータが出ています」と白濱院長。

 例えば、米国で120人の高校生を対象に「睡眠時間と成績の関係」を調べた研究では、成績の良い生徒ほど睡眠時間が長く(7時間半程度)、就寝時刻が早い(22時半ごろ)という結果が得られました(下図)。

(Child Dev. 1998 Aug;69(4):875-87.)
[画像のクリックで拡大表示]

 さらに、「慢性的な睡眠不足は将来の認知症にもつながる」と白濱院長は警告します。

 認知症には「脳血管性認知症」や「レビー小体型認知症」などもありますが、圧倒的に多いのはアルツハイマー病。この病気は「β(ベータ)アミロイド」(アミロイドベータ)というたんぱく質が脳にたまって、脳の神経細胞を破壊することで起こります。

 「たまったβアミロイドは睡眠中に処理されます。年をとるとメラトニンというホルモンの分泌が減り、眠りが浅くなるため、βアミロイドがたまりやすくなる。日中に増えたβアミロイドを消すためには6時間半以上の睡眠が必要です」と白濱院長は話します。睡眠不足が続くと、脳内のアミロイドβを処理しきれず、返せない借金のように、どんどんβアミロイドが増えていき、アルツハイマー病を発症する危険性が高まるというわけです。

 実際、2015年には、睡眠時間が短い人はアルツハイマー病の発症率が高いという研究結果が発表されています。研究の詳しい内容と、アルツハイマー病のリスクを減らす昼寝のコツは、以下の記事で解説しています。

◆ビジネスパーソンに贈る 眠りの超スキル
睡眠不足でたまる脳内物質が記憶力減退の正体だった

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