日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > からだケア  > Goodayクイズ  > 血管を若く保ち、動脈硬化を防ぐ注目の物質は?  > 2ページ目
印刷

Goodayクイズ

血管を若く保ち、動脈硬化を防ぐ注目の物質は?

クイズで学ぶ「血管の老化」

 日経Gooday編集部

 正解は、(3)NO(一酸化窒素)です。

 健康寿命を延ばすためには、食事に注意するだけでなく、日々の運動も大切ということは、多くの方が認識されているでしょう。

 運動は、血管や心臓などの循環器系の若さを保つために極めて重要です。ドイツのボッフム大学永代教授で、冠心会大崎病院東京ハートセンター顧問の南和友先生は、「血流をつかさどる心臓が規則正しく動くようにケアすることで、血管力も高まります。その柱となるのが『運動』です」と話します。

 「運動をすれば、脈拍量が増え、血管も筋肉に血液を送ろうとするので心臓も血管も鍛えられます。酸素の豊富な血液(動脈血)が手足の筋肉に送られます。そして酸素の消費された血液(静脈血)はミルキング作用で末梢から心臓へと送り返されます」(南先生)

血管を柔らかくするカギ「一酸化窒素(NO)」

 運動には、血管を柔らかくする効果も期待できます。そのカギを握る存在が「一酸化窒素(NO)」です。NOは、血管の内皮細胞から放出される物質で、血管を拡張してしなやかにして、血圧を安定させてくれます。NOは、血管を若く保ち、動脈硬化を防ぐ作用があるのです。

血管の断面図
血管の断面図
(c)alexmit -123rf
[画像のクリックで拡大表示]

 NOをたくさん放出できれば、血圧が下がり、血管も柔らかくなる――。この効果を狙うなら、適度な運動がお勧めです。NOは、運動によって血流が増えると多く放出されるからです。

 「運動をすると、血液循環が良くなり、上の血圧(収縮期)が上がり、下の血圧(拡張期)が下がります。このように上の血圧と下の血圧の差(脈圧)が大きくなると、血液が波打って運ばれるようになります(拍動流)。その波打つ動きによって、血管内膜にある内皮細胞が刺激されてNOが増加するのです」(南先生)

日経グッデイ初割春割キャンペーン2022

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 放置すると命を脅かす「高血圧」 140未満でも油断禁物

    収縮期血圧(上の血圧)が基準値の140より低くても130以上であれば「高値血圧」と言い、生活改善が望まれる。そこで本記事では、なぜ血圧を下げる必要があるのかや、手軽で効果的な「血圧リセット術」について紹介する。今年こそ、高血圧を改善しよう。

  • 健康長寿の生命線! 放置は禁物 「腎臓」の異常値

    生命維持に欠かせないさまざまな機能を担っている腎臓は、よほど悪くならない限り悲鳴を上げない「沈黙の臓器」でもある。本記事では、大切な腎機能が失われる前に、異常値にどう対処すればいいか、腎臓を守るためにはどのような生活習慣に気を付けていけばいいかについて解説する。

  • 加齢で進む胃の不調 機能性ディスペプシアと逆流性食道炎の原因と対策

    加齢により胃の機能が衰えると、さまざまな不調が起きる。ピロリ菌の除菌が進んで胃がんや胃潰瘍が減ってきた今、胃の病気の主役は、胃もたれや胃痛の症状を招く「機能性ディスペプシア」と、胸やけやげっぷが起きる「逆流性食道炎」の2つに移行しつつある。なぜ機能性ディスペプシアと逆流性食道炎は起きるのか、どのような治療が必要なのか、セルフケアで改善・予防できるのか。このテーマ別特集では、胃の不調の原因と、それを解消するための対策を一挙紹介していく。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設 日経Gooday初割キャンペーン2022

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2022 Nikkei Inc. All rights reserved.