日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > からだケア  > 私の「カラダ資本論」  > 自販機前でスクワット、片足立ちで歯磨き【米倉誠一郎 法政大学教授】
印刷

私の「カラダ資本論」

自販機前でスクワット、片足立ちで歯磨き【米倉誠一郎 法政大学教授】

第2回 たまった疲れはストレッチで解消

 米倉誠一郎=法政大学教授

様々な分野で活躍する一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム。今月は経営戦略や組織の歴史的な研究に取り組む経営学者の米倉誠一郎さんにお話を伺っていく。5年ほど前に「糖尿病予備群」の診断を受け、それを食事の取り方とお酒の飲み方を変えることで改善したという米倉さん。2回目は忙しい毎日を米倉さんの生活パターンと運動法について聞いた。

 僕は40代のころは海外出張が多かったんですよ。そうすると、時差の関係でどうしても睡眠が不規則になります。当時は、ハルシオンをはじめとした睡眠薬や睡眠導入剤、それにサプリメントなんかを利用していました。睡眠のリズムを作るためです。そのころは8時間寝ないと死んでしまうなんて考えていたんです。

 ところが50代後半から、寝るのが深夜1時でも、朝の5~6時には目が覚めるようになってきました。それでも十分なんですよ、疲れを感じることはありませんから。今でも結構海外出張に行くことがありますが、睡眠のリズムが乱れることはなくなりました。その秘訣ですか? これはみなさん覚えておくといいですよ。それは「寝たい時に眠る」ということです。会議中でも、授業中でも眠気に抵抗しない(笑)。そうすると意外と大事な時に眠くなることがない。さっき言いましたように、昔は「8時間寝なくちゃいけない」と思い込んでいましたが、意外とそんなことはない。自分の体の感覚に正直に反応していることが大切なようです。

 それで、午前5時半~7時半くらいまでの2時間ぐらいは原稿などを書きます。その時間帯が一番効率良く集中できて、考えがまとまるんです。そして8時半くらいに家族と一緒に朝食。それから私以外の家族が出かけた、9時半~12時くらいまでが、また自宅で原稿書きや資料整理などの仕事です。最近は外に出る仕事をあまり午前中には入れないようにしているんです。

 昼食は家でとるか、現在拠点にしているオフィスで食べるか、その日によって違います。自宅からオフィスまでは割と距離が近いので、自転車か徒歩ですね。これが意外と日常の運動になっているかもしれません。昼食は、これまた日によってまちまちですが、オフィスにいるときは、1階にあるレストランのチョップドサラダだったりします。教授を務めている法政大学に出かける用事があったりすると、立ち食い蕎麦屋のヒレカツ丼セットなんてものを食べることもあるんです。あ、これだと前回食事のことを話したことと矛盾しますかね(笑)。

 ただ、オフィスにいるときに食べるサラダは、モロヘイヤやオクラなどネバネバ系の野菜が多いものもありますから、それを意識して食べるようにしています。昔は、「こんなもの、死んでも食べるものか!」と思っていたんですが、野菜が重要だということを認識してからは、意外とうまいと思って食べてます。糖尿病予備群だと言われたことが、僕の意識改革、イノベーションのきっかけになっているんですね。

 それで夕方からは週に2日くらい法政大学大学院の経営学修士(MBA)の先生をやります。それが終わってから夕食となるんですが、時間が遅くなるうえ必ずお酒が入ってしまいますから危険ですね(笑)。ただ、スタートが遅いですからあまり深酒をしなくても済むという利点もありますね。

1/2 page

最後へ

次へ

筋肉
キーワード一覧へ

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 「中途覚醒が多く寝た気がしない」 中高年の睡眠の悩み解消術

    「睡眠の途中で何度も目を覚まし、眠った気がしない」「早朝に目覚めてしまい、その後なかなか寝付けない」――。歳をとるにつれ、そんな「中途覚醒」「早朝覚醒」に悩まされるようになったという人も多いだろう。なぜ中途覚醒は起きるのか。中途覚醒を解消して、若い頃のような「熟睡」を手に入れることはできるのか。このテーマ別特集では、中途覚醒の原因と、それを解消するための対策を一挙紹介していく。

  • 強い足腰を維持するための「骨」の強化法

    健康長寿の大敵となる「骨の脆弱化」を予防するには、若いうちから「骨を強くする生活習慣」を取り入れていくことが大切だ。このテーマ別特集では、骨が弱くなるメカニズムや危険因子、骨を強く保つための生活習慣のポイントなどについて解説していく。

  • もの忘れと認知症の関係は? 認知症リスクを下げる生活のポイント

    年を取っても認知症にはならず、脳も元気なまま一生を終えたいと誰もが思うもの。しかし、「名前が出てこない」「自分が何をしようとしたのか忘れる」といった“もの忘れ”は、中高年になると誰もが経験する。⾃分は周りと比べて、もの忘れがひどいのでは? ひょっとして認知症が始まったのか? と不安になる人も多い。このテーマ別特集では、もの忘れの原因や、将来の認知症にどうつながるのか、認知症を予防するにはどうすればいいのかについて、一挙にまとめて紹介する。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2021 Nikkei Inc. All rights reserved.