日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > からだケア  > 私の「カラダ資本論」  > テレワークの合間にオンラインヨガでリフレッシュ【フィリップス・ジャパン 堤社長】
印刷

私の「カラダ資本論」

テレワークの合間にオンラインヨガでリフレッシュ【フィリップス・ジャパン 堤社長】

第3回 グローバルに先駆けてスマートワークを実践

 堤浩幸=フィリップス・ジャパン

様々な分野で活躍する一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム。今月は、ヘルスケアとデジタル技術を融合した「ヘルステック」で、社会課題の解決と新たな価値創造に挑む、フィリップス・ジャパンの堤浩幸社長にお話を伺ってきた。最終回は、ヘルステックカンパニーとして注力している健康経営の取り組みやビジョン、コロナ禍で新たに導入し、人気を博しているというオンラインヨガなどについて語っていただいた。

「Best Place to Work」の実現を目指す

 新型コロナウイルスの感染拡大以降、テレワークを進める企業が多くなっています。フィリップスではそれ以前から、「Best Place to Work」の実現を目指し、社員一人ひとりがエンゲージメント(会社や仕事への思い入れ)をもって、モチベーション高く働ける環境づくりを進めてきました。その一環として、テレワークも含めた「フィリップス スマートワーク」という新しいワークスタイルを展開しています。

 この中では、社員が自身の仕事に最適な働き方を選択することを推奨しています。例えば、本社オフィスで個人情報を扱うような仕事の場合は、コロナ禍においても感染予防措置や対策を徹底の上、出勤しています。政府の非常事態宣言が発令された頃には、オフィス勤務をする社員は全体の10〜15%でしたが、今は30%程度になっています。

 医療機関や医療従事者といったパートナーと仕事や活動を共にしている場合は、オフィスには出勤せずに、その場へ直接向かいます。地方拠点の場合は、こちらのケースが多くなっていると思います。

 フレックス制や子育て・介護のための時短勤務なども含めて、顧客やマーケットに対して最も生産性が高く、社員自身もモチベーション高く価値創造できるベストな方法を、一人ひとりが考え、実践する。個人の主体性に任せるワークスタイルが浸透しています。フィリップス スマートワークは、グローバルでも日本が先行している取り組みで、今後さらに拡充していきたいと考えています。

コロナ禍での新たな試み、オンラインヨガを導入

 フィリップスはダイバーシティ(多様性)や健康経営の観点から、福利厚生も充実させていて、日本においてはトップクラスの企業だと自負しています。例えば、年間の有給休暇は、最大で60日間取得できます。これは、年次の有給休暇に加えて、社員自身の体調管理や家族の看護・介護などのための休暇・ケアリーブ(療養休暇)も付与されているためです。それとは別に、病気治療や療養が必要になった場合のシックリーブ(病気休暇)も設けています。

 35歳以上の社員は人間ドックを、全女性社員は年齢に関係なくマンモグラフィによる乳がん検診を、自己負担なく受けることができます。社員ががんになった場合は、会社も一緒に闘うことを表明していて、治療・療養・復職までサポートする体制を整えています。

 コロナ禍となってからは、産業医とも協議しながら、社員の心身をケアするとともに、在宅勤務でもコミュニーションを活性化できるような施策を検討・実施しています。その中の1つで、私自身も楽しく参加しているのが、オンラインヨガのプログラムです。

 ヨガインストラクターの資格を持つ社員が講師となって、ヨガをやったことがない初心者でも参加できるプログラムから組んでもらいました。自分の好きな時に視聴しながら取り組めるオンデマンドの配信もありますが、勤務時間中にリアルタイムで参加できるライブ配信が人気です。それも意外なことに、男性社員の参加が多いんですよ。

 週に何度か、午後3時や5時などに実施していて、その時間になると、各自がパソコンの前に集まり、ヨガマットを広げます。私も自宅にヨガマットを準備していて、ライブ配信がある時間は、仕事のスケジュールを調整して空けることもあります。

 私は前回にお話しした通り、球技やジョギングといったスポーツは好きなのですが、体が硬く柔軟性がないため、器械体操のような類は苦手でした。なので、最初はヨガもどうかなと思っていました。実際、講師と同じようにポーズをとるのが難しく、「イタタタタ……」となってしまうことがよくあります(笑)。でも、参加すると体がほぐれて、気分転換にもなっていいですね。

1/2 page

最後へ

次へ

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 「中途覚醒が多く寝た気がしない」 中高年の睡眠の悩み解消術

    「睡眠の途中で何度も目を覚まし、眠った気がしない」「早朝に目覚めてしまい、その後なかなか寝付けない」――。歳をとるにつれ、そんな「中途覚醒」「早朝覚醒」に悩まされるようになったという人も多いだろう。なぜ中途覚醒は起きるのか。中途覚醒を解消して、若い頃のような「熟睡」を手に入れることはできるのか。このテーマ別特集では、中途覚醒の原因と、それを解消するための対策を一挙紹介していく。

  • 強い足腰を維持するための「骨」の強化法

    健康長寿の大敵となる「骨の脆弱化」を予防するには、若いうちから「骨を強くする生活習慣」を取り入れていくことが大切だ。このテーマ別特集では、骨が弱くなるメカニズムや危険因子、骨を強く保つための生活習慣のポイントなどについて解説していく。

  • もの忘れと認知症の関係は? 認知症リスクを下げる生活のポイント

    年を取っても認知症にはならず、脳も元気なまま一生を終えたいと誰もが思うもの。しかし、「名前が出てこない」「自分が何をしようとしたのか忘れる」といった“もの忘れ”は、中高年になると誰もが経験する。⾃分は周りと比べて、もの忘れがひどいのでは? ひょっとして認知症が始まったのか? と不安になる人も多い。このテーマ別特集では、もの忘れの原因や、将来の認知症にどうつながるのか、認知症を予防するにはどうすればいいのかについて、一挙にまとめて紹介する。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2021 Nikkei Inc. All rights reserved.