グループ再生のハードワークが健康管理の原点【西武HD 後藤社長】
第1回 夜の会食に備えて日中の摂取カロリーを抑える
後藤高志=西武ホールディングス
グループ再生のハードワークが、健康を考えるきっかけ

西武グループに来たのは2005年の2月1日ですが、西武グループの再生という大きな使命を担っていて、何しろその頃は非常にハードワークの繰り返しでした。こういった食生活を始めたのは、実はここ4~5年前からです。心身の健康管理はしっかりやろう、まずは体を丈夫にしなくてはと気を使うようになって、今の食事管理に至っています。
健康法についての情報は、それこそ、いろんな経営者の方々が実行している独自の健康法の話を聞いて参考にしたり、本や雑誌、新聞記事を読んだり、テレビ番組などから集めています。その中から、自分に合っていそうなものを取り入れて、“後藤流”にアレンジして実行しているんです。
なかでも、これもみなさんよく言われることなんですが、炭水化物とたんぱく質、脂質の3大栄養素のバランスが取れた食事が大切だと思います。僕の場合、特に注意しているのが野菜を意識して多く取ることです。野菜類から取ることができるビタミン類や食物繊維、そのほかの栄養素は体の調子を整えるのに非常に役立っていると思います。
食事と併せて気をつけているのは、睡眠です。栄養補給と休息のバランスも、健康であるためには大切だと思っています。今でも仕事はそれなりに忙しいので、自宅に帰って寝るのは、だいたい11~12時になります。それで先ほど言ったように、朝5時には起きますから5~6時間。一般的には少し短いようですが、必ずこの時間を確保して質の良い睡眠を取れば、翌朝はスッキリしているんです。もう、体が慣れてしまっていますね(笑)。
次回は、実践されている運動について伺います。
(まとめ:松尾直俊=フィットネスライター/写真:村田わかな)
私の「カラダ資本論」【西武ホールディングス 後藤社長】
第1回 グループ再生のハードワークが健康管理の原点第2回 自宅や通勤途中の運動、週末のスポーツで体力づくり
第3回 『社長のきもち』というブログで運動と健康を推奨
西武ホールディングス代表取締役社長
