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私の「カラダ資本論」

全社員とともに「健康チャレンジ!」を実践【アサヒ飲料 岸上社長】

第3回 生活に身近な「飲みもの」で世の中の健康に貢献

 岸上克彦=アサヒ飲料

「1世紀ブランド」でも健康を基軸に

 アサヒ飲料には、日本生まれ日本育ちで100年を超える「1世紀ブランド」が3つあります。1つは、明治17(1884 )年に製造を開始した「三ツ矢サイダー」、2つめは明治37(1904)年に「ウヰルキンソン タンサン」として広まった「ウィルキンソン」、3つめが今年2019年に100周年を迎えた「カルピス」です。

 炭酸飲料のウィルキンソンは、瓶詰めでアルコールの割材として重宝されてきましたが、2011年にノンカロリーで強炭酸のものをペットボトルで販売したところ、そのまま飲める炭酸飲料としてヒットしました。刺激のある炭酸飲料を飲んでリフレッシュしたいけれど、カロリーが気になる。そんな人のニーズにうまく合致したのでしょうね。

 また、「カルピス」はもともとは、生みの親である三島海雲が、モンゴルで現地の遊牧民が飲んでいた酸乳に出合い、自身がその健康効果を実感したことから、帰国後に研究を重ねて誕生した乳酸菌飲料です。「カルピス」の乳酸菌研究では、独自の乳酸菌や機能性成分が生まれていて、そうしたものを生かした製品もあります。

 例えば、2019年の秋には、機能性表示食品として「はたらくアタマに」シリーズを発売しました。こちらは「ラクトノナデカペプチド」という成分を配合した商品で、「カルピス」や「WONDA」などブランドを横断して展開しています。ラクトノナデカペプチドも、「カルピス」の製造過程の一次発酵乳「カルピス酸乳」から発見されました。ラクトノナデカペプチドには、年齢とともに低下する注意力(事務作業の速度と正確さ)の維持と、計算作業の効率維持に役立つことが報告されています。

 アサヒ飲料にはこうした機能性表示食品やトクホ(特定保健用食品)など、健康効果へのエビデンスを示した製品もありますが、それ以外の製品も「健康」を基軸としています。飲料は薬ではありませんから、病気の治療はできません。でも、生活により身近な「飲みもの」だからこそ、気軽に長く取り入れていただけることで、健康をサポートできると考えています。

(まとめ:田村知子=フリーランスエディター/写真:村田わかな)

私の「カラダ資本論」【アサヒ飲料 岸上社長】

第1回 サッカー好きから、社内フットサル大会を決起
第2回 会食対策に1日1食、楽しくおいしく残さずに
第3回 全社員とともに「健康チャレンジ!」を実践
岸上克彦(きしがみ かつひこ)さん
アサヒ飲料社長
岸上克彦(きしがみ かつひこ)さん 1954年京都府生まれ。76年立教大学経済学部卒業後、カルピス食品工業入社。91年初代「カルピスウォーター」のブランドマネジャーに就任、大ヒットにつなげる。2008年常務執行役員。13年にアサヒ飲料とカルピスの国内飲料部門統合に伴い、アサヒ飲料常務取締役 営業統括本部副本部長兼カルピス営業本部長に就任。2015年3月から現職。

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