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私の「カラダ資本論」

「自分の心を知る」ことが健康の第一歩【グロービス堀義人氏】

最終回 ほのかな光しか出していない心との向き合い方

 堀 義人=グロービス経営大学院学長、グロービス・キャピタル・パートナーズ代表パートナー

自分の心を知る方法とは

 僕は心と頭と行動が一気通貫していることが重要だと思っています。言っていることとやっていることが違ったり、思っていないことを言ったりすると、それが嘘だとばれてしまう。自分の心のあるがままを言葉にして、それが行動になるのが一番いいですよね。

 そのためには自分の心を知らなければなりません。ところが多くの場合、自分でも自分の心が分からないものです。心を見ようと思っても、なかなか見えにくい。なぜなら邪魔するものがあるからです。

頭で考えすぎたり、欲にとらわれると、自分の心が見えなくなる。
[画像のクリックで拡大表示]

 1つには頭。頭で考えすぎると、どうしても心が見えなくなってしまいます。もう1つは欲です。権力欲や出世欲、名声欲、金銭欲などにとらわれていると、それが邪魔して自分の心が分からなくなります。

 僕は、心はほのかな光しか出していないものだと思っています。ほのかな光しか出ていないから、目を凝らして見ようと思っても、ギラギラした欲や、頭で考えたロジックが邪魔して見えにくいですね。

 だからそういうものを削ぎ落としたり、外したりしていくための作業が必要なのでしょう。僕の場合は座禅や瞑想、呼吸法などを実践して、本心では自分がどう思っているかを客観的に感じ取る機会を習慣的につくっています。

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