朝食抜きで10キロ減量。隙あらば昼寝も励行(笑)【グロービス堀義人氏】
第3回 トップが健康だからこそ、周りもついていく
堀 義人=グロービス経営大学院学長、グロービス・キャピタル・パートナーズ代表パートナー
「瞬眠力」も健康維持には不可欠
僕は今でも朝食を取っていません。会食などで食べ過ぎた日の翌日は少し食事を抜くようにしています。
例えば、朝食を抜くと、前日の夕食から翌日の昼まで食べないわけですから、15時間くらいあるんですよ。その間に体の余分な脂肪がどんどん燃焼してくれているんじゃないかと想像して、ほくそ笑んでいます(笑)。
僕は水泳、スノーボード、山登りなどいろいろなスポーツに取り組んでいますが、やせるには運動だけでは不十分だと思います。やはり何をどれだけ摂取するかは重要ですよね。
体のコンディションをいい状態に保つためには「栄養(食事)」と「休養(睡眠)」が大切だと考えています。僕自身、どうしてもやりすぎてしまうところがあるので、努めて休むようにもしています。
睡眠時間を毎日6、7時間は取っています。僕はいつでもどこでも眠れるんです。常時アイマスクとイヤホンを持ち歩いていて、移動中はこれを着けてパッと寝ちゃう。「瞬眠」というくらいすぐに眠れるし、たとえわずかな時間でも頭がすっきりする。
ちょうどパソコンをシャットダウンして再起動するのと同じように、疲れてきて頭が働かないなと思ったら一瞬でも目を閉じて寝てしまいます。だから昼寝も大好き。時間が取れれば積極的に昼寝をしたいですね。
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