「1000人に1人」のカラダはこう作っている【GMO熊谷社長】
第1回 食事では「長寿遺伝子」活性化を意識
熊谷正寿=GMOインターネット会長兼社長・グループ代表
ジャンクフードなど、健康に良くないとされるようなものはほとんど口にしません。逆に、意識してとるようにしているのが、大豆、ヨーグルト、赤ブドウ。つまり、低脂肪の植物性たんぱく質、低脂肪の動物性たんぱく質、そして、長寿遺伝子に関わるレスベラトロールです。これらは、世界でも長寿地域として知られるところでもよく食べられているといいます。
こうした食べ物のほか、野菜などで栄養バランスを整えて、全体のカロリーをリストラクション(制限)する。これが、私の長年の食習慣です。
毎朝、体重を測定。増えたら食事の記録で原因探し
こうしてみると、摂取カロリーはおそらく、同年代の男性よりかなり少ないでしょうね。年齢を重ねるごとに代謝は落ちていくものですが、摂取カロリーをコントロールすることで、体重はほとんど変わらず一定を保っています。
体重は毎朝、BluetoothとWifi機能が搭載された体重計で測定しています。計測されたデータは自動的にスマートフォンに送信され、グラフとして記録されるので、日々の変化がひと目で分かります。私は身長が171.5cm。身長からすると64.2kgくらいがベスト体重だと思いますが、普通の方よりは筋肉量があるので、65kg前後で維持するようにしています。体重が増えてきたときには、食べたものを記録するなどして、その原因を探り対処します。
これは、最初に挙げた5つのポイントの「管理」のうち、日常の管理ですね。体重のほかには血圧も適宜チェックしています。
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