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私の「カラダ資本論」

「ステッパー運動」で1日50kcal消費を14年継続【フューチャー 金丸会長兼社長】

第1回 筋トレでオーダースーツの似合う体型維持も

 金丸恭文=フューチャー

様々な分野で活躍する一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム。今月は、ITコンサルティングを手がけるフューチャー会長兼社長グループCEOである金丸恭文さんにお話を伺っていく。同社は89年に創業後、最先端のITを駆使し、顧客に最適なソリューションを提供。2002年に東証一部上場を果たしている。第1回は、東証一部上場が転機となって取り組み始めたという、金丸さんの運動習慣について聞いた。

 私は大学卒業後、ITベンチャーを経て、35歳でフューチャーを創業しました。ITベンチャーにいた当時は土曜・日曜もなく、深夜まで働いていましたね。仕事終わりには3軒から5軒は飲み歩き、締めのラーメンを食べて帰る。そんなひどい生活を送っていたのですが、学生時代はハンドボールに打ち込んでいたので、健康には自信がありました。実際、病気をすることもなく、体重もほとんど変わりませんでした。

 ところが、45歳で株式を店頭公開し、48歳で東証一部に上場すると、セキュリティーの観点からやむなくハイヤーで通勤するようになり、68kgだった体重が徐々に増えていきました。車通勤になったことで、1日の消費カロリーが減ってしまったことが原因でしょう。

 体重が増えていることに薄々感づいてはいたものの、3年後に現実を突き付けられる出来事がありました。

オーダースーツで体型の変化を痛感

 ある講演会でスーツの仕立て券をいただいて、紳士服店にオーダーをしに行ったときのことです。店員さんが私の身体を採寸し、胸囲や腹囲、ヒップ周りなどのサイズを別の店員さんに伝えてメモしていったのですが、読み上げられる数字が、耳を疑うようなものだったんです(笑)。

 当時の体重は72.5kgくらいでしたから、3年間で4~5kg太ったことになります。ただ、体重よりも身体のサイズが変わってしまったことにショックを受けて、これはなんとかしないといけないと痛感しました。

 さらにもう1つ、危機感を抱くことが重なりまして。それは、子どもの運動会です。私には息子が3人いて、三男がちょうどそのころに小学校に入学したんですね。長男、二男が小学校に上がったときは40代前半だったので、それほど意識はしなかったのですが、三男のときには50代になっていて、同級生のお父さんたちがみんな若いんですよ。しかも、三男の同級生の父親には、著名なスポーツ選手もいて、運動会となるとそうそうたる顔ぶれが集まる。そんな中で、あまりみっともない姿を見せられないという思いもありました。

 当時は経営者の間でパーソナルトレーナーをつけるのがブームになっていたので、私も紹介してもらうことにしました。でも、数回レッスンを受けただけで、やめてしまいました。というのも、そのトレーナーの方はスキーの国体選手だったそうなのですが、自分が目標にしたくなるような体型ではなかったんです。それでちょっと違うなと思ってしまって。もともと、人から何かを教わることが苦手で、小学生のときには塾通いができない子どもでした。要するに、昔から人の言うことを聞くのがイヤな人間だったんですね(笑)。

 ただ、パーソナルトレーナーをつけている経営者仲間に遅れを取ってはいけないと、自力でトレーニングを始めることにしました。そこで目をつけたのが、妻がテレビの通販番組で購入したものの、いつの間にか放置されていた「ステッパー」でした。ご存じの方も多いと思いますが、負荷をかけながら足踏み運動を行うことで、下肢や体幹が鍛えられるフィットネス器具です。

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