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私の「カラダ資本論」

在宅ワーク期間の適切な食事と運動で、健康的に体重減【東京海上HD永野会長】

第3回 グループ全社をあげて健康増進に取り組む

 永野毅=東京海上ホールディングス

様々な分野で活躍する一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム。今月は、1879年に日本で最初の損害保険会社として創業以来、大きな発展を遂げ、多数のグループ会社を有する東京海上ホールディングスの永野毅会長にお話を伺ってきた。第3回は、永野さんの新型コロナウイルス禍での働き方と健康管理、そして現在の会社としての社員のみなさんの健康増進策について話していただいた。

妻の適切な食事管理と運動増で、体重減

 新型コロナウイルス禍の元、僕もここ数カ月のうちは在宅ワークを強いられた期間がありました。するとですね、体重が増えた、太ったという方が多い中、何と私は3~4kg減ったんです。理由の一つは、会食が減ったということですね。これは妻が家で食事を作ってくれないというわけじゃないですよ(笑)。僕はもともとカロリーが高い食事はしないのですが、家にいて、妻がバランスの良い食事を作ってくれていたからなんです。

 実は僕の妻はもともと痩せているのですが、もう少し「筋肉をつけたい」ということで、あるジムに3カ月ほど通っていたんです。そこのトレーナーに、「痩せる、太る、筋肉をつけるのを決めるのは、トレーニングが3割、食事が7割です」と習ったそうなんです。確かのその通りです。僕自身もこの歳になって学生時代のような激しいトレーニングなんてできないですからね。

 そこで、完全になくしてはいけないんですけど、適度な炭水化物を取りながら糖質を控える、たんぱく質中心の食事にしてくださいということを言われて、妻が工夫し始めたんです。日本食、和食はヘルシーなイメージがありますが、煮物にはみりんや日本酒を使ったり、すき焼きだというと醤油にお砂糖を使ったりと、糖質が多いんです。それを抑えて、脂質の少ない鶏肉や魚などのたんぱく質中心にして、あとは納豆や海藻などのネバネバ系を入れてくれるようになったんです。僕はもともと海苔など海藻が好きですから、すごくうれしいです。

 厳密に勉強したわけではないと思うのですが、妻がそういった食材や栄養素の組み合わせ、そして食べ方を感覚的に覚えて、習慣づけた調理をしてくれることで、結構、満腹感があるように食べても、僕までお腹がへこんできたんです。これは妻に感謝しなくてはいけません(笑)。

 会食や外食が多いと、どうしても糖質が多くなりますし、摂取カロリーも増えてしまいます。それにお酒も飲みますから、コントロールが難しくなります。その部分が抑制できるようなりました。それに、代謝も良くなったのか、外食しても体重が増えなくなってきたんです。このコロナ禍のプラス面です(笑)。それから幸いだったのは、在宅が続くと時間ができるものですから、朝、自宅の近くをかなり歩くことができたことですね。前回お話しさせていただいた、朝のマンションの建物内の運動に加えて、週末に片道40分くらいのコースを歩いていました。これも体重減の要因になったかもしれません。

毎朝の体重測定で健康管理

 体重のコントロールといえば、僕は毎朝、同じ時間に体重計に乗るようにしています。最近の体重計は非常に賢いでしょ、体重だけでなく、筋肉量や骨量に内臓脂肪といった体組成、それに代謝量や体内年齢まで教えてくれます。私の場合、体内年齢がだいたい52歳と出るんですよ(笑)。

 筋肉量や内臓脂肪、代謝量は結構動きます。それを見ながら、「あ、これは昨日食べ過ぎたから、今日は少し気をつけないと」とか、「うん、今日は大丈夫だ」と考えるんです。僕の場合、これが結構な健康管理の基本になっています。毎日乗ると、体の状態がつぶさに観察できます。ですから、少しの変化がわかりますから、脳、つまり気持ちが生活の仕方を抑制する方向に働くようになるんです。それで、在宅ワークが多くても、自宅で食べ過ぎることもなく、健康を維持できました。

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