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私の「カラダ資本論」

在宅ワーク期間の適切な食事と運動で、健康的に体重減【東京海上HD永野会長】

第3回 グループ全社をあげて健康増進に取り組む

 永野毅=東京海上ホールディングス

グループをあげての健康増進で健康経営銘柄に

 会社としては、感染拡大防止に向けて、非常事態宣言が出ている期間は、7~8割程度の社員が在宅ワークでした。解除されてからは、一旦7割程度の出社となったのですが、感染者の増えている現在の状況になってからは、東京は3~5割出社に戻しています。そのほか、会議の持ち方、出張の在り方、会食や外部の方々、お客様に会う時にはどうするかといった決まりを作って感染防止策を打ち出しています。ただ、保険会社は社会インフラとしての機能を果たすために事業を継続する必要がありますから、全国一律ではなく、各事業拠点がある都市や地方の状況、自治体の方針に基づき、感染拡大防止と事業継続を両立するために、フレキシブルに対応できるようにしています。

 今お話したのは、コロナ感染防止についてですが、社員やそのご家族の健康増進に対してもグループ全社をあげて取り組んでいます。まず、グループ健康経営総括、英語だとChief Wellness Officer、略称でCWOを中心に、東京海上HD内にウェルネス支援グループ・東京海上日動内にウェルネス推進室を組織し、全国46カ所に配置した55名の産業医と60名の看護職等の産業保健スタッフと連携しながら健康管理を行う体制を整備しています。

 また、健康増進の施策として、個人としての取り組み「Myチャレンジ」だけではなく、職場単位での取り組み「Ourチャレンジ」も推進しており、「みんなdeラジオ体操」や日頃の感謝を伝える「嬉しい・楽しい・ありがとうの共有」など、約8割の職場が参加しています。そのおかげか、東京海上HDは、経済産業省と東京証券取引所が選定する「健康経営銘柄」に5年連続で選ばれているんですよ。

 僕自身も健康で仕事を続け、その後も人生を楽しんでいきたいですが、社員全員が同じように、いつも笑って健康でいてもらいたいですからね。それに私たちのグループ会社はお客様の“いざ”を支える、強く優しい存在でありたいですから、そのためには働く人間がいつも心身共に健康でなければいけないのです。

(まとめ:松尾直俊=フィットネスライター/写真:村田わかな)

私の「カラダ資本論」【東京海上HD 永野会長】

第1回 毎日着実に運動をすることが、体の衰えを防ぐ
第2回 学生時代の遠泳部の経験がなければ今、ここにはいなかった
第3回 在宅ワーク期間の適切な食事と運動で、健康的に体重減
永野毅(ながの つよし)さん
東京海上ホールディングス会長
永野毅(ながの つよし)さん 1952年11月9日生まれ、高知県出身。1975年、慶應義塾大学商学部卒業後、東京海上火災保険入社。法人営業などを経て、ロサンゼルス駐在員などを経験し、2004年10月に同社執行役員東海本部名古屋営業第三部長に。その後、同社常務執行役員、東京海上日動火災保険専務取締役、取締役副社長、取締役社長などを経て、13年6月に東京海上ホールディングス取締役社長に就任。19年6月に現職である、同社取締役会長に。

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