バーベルはニコニコしながら挙げる主義【エステー鈴木社長】
第4回 リーダーが明るく元気なら大抵のことは何とかなる
鈴木貴子=エステー取締役兼代表執行役社長(COO)
仕事においては、やはりカラダが資本。多忙な中でも最高のパフォーマンスを発揮し続けるには、日ごろからの健康管理が欠かせない。一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム、エステー鈴木社長の最終回。「トップが元気なら会社も元気」が持論の鈴木社長。だから今日も笑顔でバーベルを挙げています。
辛いときも涼しい顔でいられる秘訣
トップにはオーラが必要じゃないですか。オーラは、健全な肉体と精神からにじみ出てくるものだと思っているので、健康には人一倍気をつかっています。
トップが元気でパワーに満ち溢れていて、にこにこしていたら、社員は「この会社は大丈夫なんだ」と安心し、会社も元気でいられるはず。いつも疲れた顔で覇気がないトップなんて、社員も嫌ですよね。だから私は重いバーベルを持っていても常に笑顔を絶やさないようにしています。
男性がよくすごい形相で、大きな声を出してやっているじゃないですか、あれが苦手で(笑)。ただ自分で言うのも何ですが、“笑顔でバーベル”は少々異様な光景かもしれないので、あらかじめインストラクターに「トレーニング中、にこにこしていても、気持ち悪いと思わないでね」と断っています。
今はすっかりそれが習慣になったようで、どんなときでもにっこりできています。それが日常的にも身に付き、仕事で多少辛いことがあってもにこにこ涼しい顔をしていられるようになりました。
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