冷え&アトピー対策、多少のルール違反こそ長続きの秘訣【エステー鈴木社長】
第2回 ベストコンディションで仕事に臨むために
鈴木貴子=エステー取締役兼代表執行役社長(COO)
仕事においては、やはりカラダが資本。多忙な中でも最高のパフォーマンスを発揮し続けるには、日ごろからの健康管理が欠かせない。一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム。エステー鈴木社長の第2回目は、常にベストコンディションで仕事に臨むために実践していることを聞きました。いいと聞けば即実践、多少のルール違反はOKが鈴木流のようです。
あれこれ実践、冷え性対策
社長業は健康が第一。できるだけいいコンディションで毎日仕事ができるように気を配っています。
風邪一つひいてはまずいと思っているので、免疫力を高めるために取り組んでいるのが冷え性の改善です。体が冷えていると、血液の循環が悪くなり、免疫力が低下してしまいます。私はひどい冷え性で、以前は手先が冷えて、電気毛布などで温めないと寝付けないほどでした。
冷え性を克服すべく意識しているのが、体の内側から温めることです。私はショウガがすごく好きなので、料理に多用しているほか、冬はジンジャーティーを作って飲んでいます。ナイトキャップ(寝酒)は、すり下ろしたショウガ入りのホットウイスキーが私の定番です。
また9月から3月くらいまでの間は、常時、おへそから指2本分くらい下にある気海と呼ばれるツボに使い捨てカイロを貼っています。このツボを温めると全身の血流がよくなると聞いてから実践しています。確かに血行が良くなり、体温も上がるようです。
「あの鈍痛がたまらない」
この方法を知るまでは、よくヘアドライヤーでお腹を温めていました。「こんな用途でドライヤーを使う人はいないだろうな」と思っていたのですが、私と同じことをしている冷え性の人は結構いるようで、あながち間違いではなかったみたいです。
これ以外にも、1年くらい前から月1回の割合で鍼灸院にも通っています。頭のてっぺんから顔から全身にはりを打つほか、冷えに効くツボにはお灸もしてもらっています。私の場合、頭のてっぺんにはりを打つと、頭の中で除夜の鐘が鳴っているかのようなじわーんとした鈍痛があります。それが何とも気持ちよくて、はまってしまいました。
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