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私の「カラダ資本論」

学生時代の遠泳部の経験がなければ今、ここにはいなかった【東京海上HD永野会長】

第2回 遠泳部の合宿を中心とした活動で体力と社会性を養った

 永野毅=東京海上ホールディングス

様々な分野で活躍する一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム。今月は、1879年に日本で最初の損害保険会社、東京海上保険会社として創業、以来、大きな発展を遂げ、多数のグループ会社を有する東京海上ホールディングスの永野毅会長に登場していただいている。今回は、学生時代に打ち込んでいた遠泳部の活動と、それによって身に付いた仕事に役立つ経験についてお話いただいた。

年功序列ではなく、実力主義の遠泳部時代

 僕は高知の田舎で子ども時代を過ごしました。その頃は、勉強よりも家の前の川で泳いだり、船を漕いだり、野山を走り回ったりの本当に自然児でしたね(笑)。そんな生活ですから、実は川で何度か溺れかけて、兄に助けられたことがあるんです。そういう経験がある人は、泳ぎがうまくなるんです。そこで、水泳は大切だと思って高知の中学の水泳部に入って練習を始めました。

 中学に入る時に一家で東京に移住することになったんですが、僕だけ高知に残って寮生活をしました。卒業後に家族のいる東京に移って、慶應高校に入学したんです。最初から高校生になったら体育会の運動部に入ろうと思っていました。ボート部や水泳部など、いろいろな部活があったんですが、たまたま最初に見に行った水泳部の先輩たちがとても親切で、「うちにおいでよ」と。

 高校と大学の一貫教育だったものですから、部活動も大学生と一緒にトレーニングするんです。私が入ったのが、当時も非常に珍しかったんですが海で遠泳をやる、今で言うとオープンウォータースイミングの部活動だったんです。

 そういう部活動があるなどということは、当然高知県から出てきたばかりの田舎者は知りません(笑)。そうしたら先輩が「来週から千葉の館山で1カ月間、合宿をするから着替えをそろえてきなよ」というわけです。え、合宿をするんだと思ったんですが、それで少し経ってから、自分が入ったのは海洋遠泳をする部活動だったんだと気がついたんです(笑)。でも、それがハマりまして、私に合っていました、すごく面白くなりました。

 一般的な体育会とは違って、学年なんて関係ない実力主義だったんです。高校生でも早く泳げる人は大学生とチームを組んだりしていました。「あぁ、これは僕も頑張らなきゃいけないな」と、非常に刺激になりましたね。今でこそずいぶんと落ちてしまいましたが、すぐに筋肉がついて逆三角形の体型になり、日焼けして肌の色も真っ黒になりました。今のように、紫外線避けのラッシュガードなんてものもありません。とにかくスイミングパンツだけで泳いで、高知にいた頃と同じように、野生児というか自然児でしたよ(笑)。

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