卓球の新リーグ迫る、多忙の合間に運動【Tリーグ 松下チェアマン】
第1回 街中では早歩き、エスカレーターも使わず
松下浩二=Tリーグ チェアマン
スマホの健康アプリで歩数を確認
しかし今は運動の時間がまとまって取れません。今、卓球の新リーグ「Tリーグ」のチェアマンを務めていますが、2018年10月の開幕に向けて、行政やスポンサーとの打ち合わせや会食、リーグ事務局内の会議などに追われ、自分のための時間が作れなくなっています。
その分、多忙の合間を縫って、日常生活の中でできるだけ体を動かすように心がけています。頼りにしているのが、スマートフォンに入れている歩数を計数する機能がついた健康管理アプリです。それによるとだいたい1日1万歩以上は歩いています。距離にすると8~9kmです。
歩くペースはかなり速い方です。早歩きするのは運動のためだけではありません。例えば打ち合わせなどでどこかに出向く時も、約束の時刻よりもできるだけ早く着いて、時間的な余裕を持ちたいという動機もあります。まあ、Tリーグの事務局にいる時でも、せかせかと歩いていますけどね(笑)。
駅やビルの中では極力エスカレーターやエレベーターの使用は避け、階段を使うようにしています。特にエレベーターは、待っている時間があるので、それがもったいないし、階段を使った方が早い。せっかちな性格なんでしょうか(笑)。それにタクシーもできるだけ使わないようにしています。
また、自宅では朝にテレビを見ながら腹筋運動や腕立て伏せ、スクワットなど、一通りの「自重筋力トレーニング」をやっています。現役時代に比べれば微々たる、本当に軽いものですが、それでも筋肉が刺激されます。
朝に軽く運動し、外出時にはできるだけ速く歩き、階段を上り下りする。1つひとつは小さなことかもしれません。それでも「ちりも積もれば山となる」です。多忙な私にとって合間の時間は、健康を維持するための貴重な運動の機会です。
(まとめ:松尾直俊=フィットネスライター/インタビュー写真:村田わかな)
Tリーグ チェアマン

