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私の「カラダ資本論」

元気の秘訣は“高音プレゼンテーション”にあり?【ジャパネット・髙田明さん】

第1回 声を出すことが前向きな自分をつくる

 髙田 明=ジャパネットたかた前社長

声を出すとは、前向きな自分をつくること

通販番組内でカラオケ機器を紹介する際には歌声を披露することも。カラオケマイクの実演で100点を出したこともあるとか。
[画像のクリックで拡大表示]

 ときどき通販番組内でカラオケ機器を紹介しています。私は商品の説明がてら、自らマイクを握り歌声を披露することがあります。この間も番組で「大阪ラプソディー」と「銭形平次」の2曲を歌ったばかりです。私の歌声のおかげではないと思いますが、たくさんのお客様から注文をいただきました。たまにはカラオケを楽しむのもいいですよね。

 思い浮かべてみてください。日常生活の中で声を出す機会は意外と少ないのではないでしょうか。

 私なりに分析すると、声を出すというのは表情をつくること。表情をつくるということは、前向きな自分をつくることにもなると思うのです。声を出している人には前向きな人が多い。実際、落ち込んでいるときには大きな声を出せませんよね。笑顔をつくると幸せな気持ちに自然となるように、声を出して陽気に振る舞うことで、自然とそういう気持ちになる。声や表情が脳をうまくだましてくれているのではないかと想像しています。

声を出さないと、表現力が弱まる!?

 今一番、私が心配しているのは子供たちが声を出さなくなっていることです。スマートフォンでインターネットを見たり、ゲームをしたり。コミュニケーションを取る機会が極端に少ない。コミュニケーションを図る場合でもSNSなどを使う。直接声を出して話をすることが以前に比べ、とても少なくなっていると思うのです。

 声を出さないと、表情も乏しくなるし、表現力も弱くなる。そんなところにITの弊害を感じています。語弊があるかもしれませんが、言葉をしゃべらないのでは動物と一緒です。だから私は社員に「声を出せ」と言っています。声を出すのはとても単純な動作ですが、私には大きな効用があるように思えるのです。

*)次回は、『1年半、会社のエレベーターに乗っていません』 をお届けします(8月5日公開)。ぜひ、ご覧ください。


(まとめ:荻島央江=フリーライター/インタビュー写真: 菅 敏一)

■髙田氏のカラダ資本論
第1回「元気の秘訣は“高音プレゼンテーション”にあり?」
第2回「1年半、会社のエレベーターに乗っていません」
第3回「くよくよ悩んで眠れなかったことはありません」
第4回 「1年以内にスコア90切り、そしてギネス更新へ?」

■その他の経営者のカラダ資本論
リーダーの責務は「まず、よく寝ること」【元トリンプ社長・吉越氏】
男性ホルモン治療で、ドライバー飛距離260ヤードに【エレコム葉田社長】
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第1回「1000人に1人」のカラダはこう作っている【GMO熊谷社長】

髙田 明(たかた あきら)さん
ジャパネットたかた前社長、A and Live 社長
髙田 明(たかた あきら)さん 1948年、長崎県生まれ。大阪経済大学卒業後、機械製造会社勤務を経て、74年から父親が経営するカメラ店で働く。86年に独立し、カメラ販売の「たかた」を設立。ラジオ通販で手応えをつかみ、通販事業にシフト。94年からテレビ通販にも進出し、事業を大きく伸ばす。99年に現社名に変更。2015年1月に社長を退き、長男の髙田旭人氏が2代目社長に就任した。

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