仕事の悩みはサーフィン瞑想で開放【カヤック柳澤CEO】
第2回 座禅断食と瞑想で心身の疲れをリセット
柳澤大輔=カヤックCEO
一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム、今月お話を伺っているのは、“面白法人”の名のもとに、ウェブサイト、スマートフォンアプリ、ソーシャルゲーム市場にオジナリティのあるコンテンツを発信しているカヤックCEOの柳澤大輔さん。第2回は、心身をリセットする「座禅断食」と瞑想(めいそう)の習慣について伺った。
体内の不要なものを排出する力を高めるために、「按腹(あんぷく)法」というお腹のマッサージを毎朝実践していますが、1~2年に1度は「座禅断食」の会にも参加しています。
断食は食を絶って内臓を休めることで、体内に溜まった宿便を排出し、体質改善や健康回復などを図るもので、私が参加する会では通常は7日間程度行うことが必要とされています。そこに、呼吸を意識した座禅を組み合わせると、断食の効果が高まって、短期間で宿便を排出できるのだそうです。
座禅断食で心身をすっきりとリセット
座禅断食は7年ほど前に、知人の経営者の勧めで始めました。知人いわく、「視界がクリアになる」「体が軽くなる」といった効果が感じられたそうで、私自身も体がすっきりとする感覚があり、何度か続けると代謝が良くなって、宿便を溜めにくい体質になったように思います。
ただ、座禅はやっぱりしんどいです。2泊3日のうち、初日と最終日は半日ほどですが、20分程度の座禅をしたら、40分ほどの休憩を挟んで、また座禅というサイクルをひたすら繰り返すのです。その間、口にできるのは、基本的には水分だけですしね。それによく、座禅は無心になれるという人がいますが、私の場合は、座禅で無心にはなれません。呼吸に集中して瞑想しようとしても、いろいろと余計なことを考えてしまうんですよね(笑)。
それでも定期的に行っているのは、日常を離れて座禅と断食をすることで、心身の疲れがリセットされるから。断食後の1週間は食事制限があり、アルコールも飲めません。それを面倒に感じることがある一方で、自分の体が必要としている食べ物が分かるなど、食習慣を見直すいい機会になっています。カヤックの経営陣の多くは、座禅断食を1度は経験していますね。
この記事の概要
