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私の「カラダ資本論」

私は「鉄人」、仲間と挑むトライアスロン【ベネフィット・ワン 白石社長】

第1回 完走に自己管理は不可欠、経営も同じ

 白石徳生=ベネフィット・ワン社長

 また、精神力も試されます。精神力が強くないと、途中で嫌になって泣き出してしまってもおかしくないくらい過酷なスポーツですが、だからこそ完走できたときの喜びは、何ものにも代えがたいものがあります。正直に言うと、私はアイアンマンを完走できたらもうやめようと思っていましたが、あのゴールの達成感を味わってしまうと、やめられなくなりました。マネジメント力や精神力を養いながら挑戦していくという点は、経営にも通じていると思います。

遠征先の食事が楽しみ

 トライアスロンは経営者仲間30人ほどでチームを組んでいます。年間にオリンピック・ディスタンス1回と、アイアンマンレースに1回参加する方針で、どのレースにするかは、メンバーで話し合って決めています。

 最低でも年に2回はレースのスケジュールが決まっているおかげで、仕事の隙間時間を利用してトレーニングができています。私はチームメンバーの中でも“最も練習しない男”と呼ばれていますが(笑)、休日にプールで泳いだり、昼休みなどに本社のオフィスビル内にあるジムで筋力トレーニングなどをしています。

 トライアスロンはレース本番にしても、トレーニング合宿にしても、泊まりがけで遠征する楽しみがありますね。参加するレースや合宿する場所を選ぶときは、食事がおいしいことが条件の1つになっています。メンバーには食のプロもいるので、事前にリサーチをして、レストランなどを厳選してくれるんです。レースやトレーニングだけでなく、おいしい食事やお酒を交わしながらのコミュニケーションもとても楽しいんですよね。

 来年は、オリンピック・ディスタンスは米ハワイ州のホノルル、アイアンマンレースは米ニューヨーク州のレークプラシッドか、米コロラド州のボルダーで開催される大会のいずれかで調整する予定です。アイアンマンレースは今のところ、メンバーの約半数が完走を果たしています。全員がゴールできたらやめようという話もありますが、たぶん、ずっとやめられないでしょうね。60歳、70歳になっても、同じメンバーで楽しみながら続けている予感がしています。

(まとめ:田村知子=フリーランスエディター/写真:村田わかな)

白石徳生(しらいし のりお)さん
ベネフィット・ワン社長
白石徳生(しらいし のりお)さん 1967年生まれ。89年拓殖大学政経学部卒業後、1年間の渡米を経て、パソナジャパン(現ランスタッド)入社。96年パソナグループの社内ベンチャー制度第1号としてビジネス・コープ(現ベネフィット・ワン)を設立。福利厚生代行サービスをはじめ、インセンティブ、CRM(顧客満足度向上支援サービス)、BTM(出張支援サービス)、ヘルスケアなどの事業を展開。2012年からは海外展開を開始し、アジア地域および米国・欧州に現地法人を設立。国内約8500の企業・団体、会員約743万人の導入実績がある福利厚生事業で培ったユーザー課金型のビジネスモデルを強みに、「サービスの流通創造」に挑戦し続けている。

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