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私の「カラダ資本論」

食事はきちんと1日3食、アルコールは楽しみとして【キリンビバレッジ 堀口社長】

第2回 運動と旬の食材で健康な体を作る

 堀口英樹=キリンビバレッジ

様々な分野で活躍する一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム。今月は、清涼飲料水業界において、好調に業績を伸ばしているキリンビバレッジ代表取締役社長の堀口英樹さんに話を伺っている。今回は海外赴任が多かった堀口さんのフォアローゼズディスティラリー勤務時代のエピソードと食事に対する考え方について語っていただいた。

「バーボン・チェイス」への参加で、社員のコミュニケーション作り

 2009年、米国のフォアローゼズディスティラリー勤務になったときにも、自転車を持って行きました。蒸留所は、ケンタッキー州のローレンズバーグというところにあるのですが、ここはオーストラリアのメルボルンとは環境が違って、一面の広い牧場の中をアップダウンがある道が通っています。「ああ、ここは自転車で走るのにいいなぁ」と思いました。

 ところが、自動車で走っているすぐ横を車がものすごいスピードで走るんですよ。「これは危険だなぁ」と。それでランニングに特化したのです。ちょうどその頃、バーボン業界の振興のために、“バーボン・チェイス”というランニングのイベントが始まりました。これは320kmを12人のリレー方式で、フォアローゼズを含む6つの蒸留所を巡りながら走るというものです。

 いろんなチームが出場するのですが、「うちの蒸留所も含まれているのだから、チームを作って出よう!」となりました。12人で320kmを、1人が1区間ではなく、3回ずつくらい交代しながら走ります。そこで6人乗りのワゴンを借りて2チームに分け、走り終わるとそれに乗って先回りし、次の人がまた交代して走るというサポート体制を作りました。

 出場するには、やはり練習しなくてはいけませんから、それが健康へもつながっていきます。それに、社員同士のコミュニケーションにもなりました。

「バーボン・チェイス」でフォアローゼズ社員と⼀緒に⾛る。白い帽子でゼッケンをつけているのが堀口社長。
「バーボン・チェイス」でフォアローゼズ社員と⼀緒に⾛る。白い帽子でゼッケンをつけているのが堀口社長。

毎朝のテイスティング参加でバーボン好きに

 もともとお酒は好きでしたが、それまではビール中心で、実はバーボンはあまり飲んでいませんでした(笑)。しかし、さすがにフォアローゼズに行くと、そうも言ってはいられません。会社・商品を深く知るためにもバーボンをよく飲むようになりました。

 蒸留所では、毎日、朝にまだ樽に詰める前の無色透明な原酒のテイスティングがあります。それに参加させてもらうようにしました。蒸留したばかりの原酒は、樽で熟成させたものほどの違いはないのですが、原料の配合具合や発酵の度合いによって、微妙に味や香りが違います。フォアローゼズの場合は10種類の原酒をブレンドして、製品として出荷しています。

 今でも、夜の会食や家でもほどほどにお酒は飲んでいます。ちゃんと家にはフォアローゼズを用意して、冷蔵庫の中には、一番搾りやキリンラガー、そして午後の紅茶や生茶が入っていますよ(笑)。本当にベタな話ですが、アルコール類は楽しみとしてとるもので、“飲み過ぎない”というのが大切です。

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