断食で余分なエネルギーも仕事もシャットアウト【エイチ・アイ・エス澤田会長】
第1回 経営者仲間と実践する年1回の断食が恒例行事
澤田秀雄=エイチ・アイ・エス会長
断食中は「仕事」も断つ
本当は年に2回くらい断食するのがいいと思っていますが、今は年に1回。その5日間は食事を断つだけではなく、仕事も一切しません。経営者は24時間365日、いつも仕事をしているようなもの。ストレスを軽減させるためにも、仕事から完全に離れる時間を持つことが大事ではないかと思います。
おかげさまで、ずっと健康で、これまで大きな病気をしたことはありません。ほとんど風邪もひかない。65歳になった今も、近眼でも老眼でもない。まだ視力は1.0 か、1.2くらいあって、書類の小さな文字も裸眼で全部読めます。
食べるときは、体の声に耳を傾ける
医食同源といいますよね。だから日ごろの食事はできるだけバランスよく、新鮮なもの、おいしいものをたくさんの種類いただくように気を付けています。
自分がおいしいと感じないものはたぶん体が必要としていないのだと思う。甘いものを食べたくないときは甘いものは要らない。酸っぱいものを食べたときに、すごく酸っぱく感じるときと、さわやかに感じるときがある。さわやかに感じるときは酸っぱいものが不足していて、体が欲しているんじゃないかと思うんです。だから、内から発する自分の体の声に耳を傾けるように心掛けています。
(まとめ:荻島央江=フリーライター/インタビュー写真:鈴木愛子)
エイチ・アイ・エス会長
