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私の「カラダ資本論」

「70歳でも80歳でも、飛距離は伸びますよ」【川淵三郎さん=日本サッカー協会最高顧問】

第3回 ゴルフを続ける目的は、スコアアップよりも「あの感覚」

 野地秩嘉=ノンフィクション作家

「芯を喰えば70歳でも80歳でも飛距離は伸びますよ」

 

 代表を退いた後、川淵さんは仕事に専念していた。ゴルフは少しばかりやっていたものの、営業マンとしての「接待ゴルフ」だけだった。代表選手だった時代の体力や健康の「貯金」が残っていたおかげか、会社務めをしている間も大きな病気などは一度もしていない。幸い、頑健さが、後々のゴルフにも大いに役立つこととなった。

ゴルフは何歳になってもできるし、70歳、80歳でも飛距離だって伸ばせると川淵さんは考えている。事実、今でも飛距離は伸びている。
[画像のクリックで拡大表示]

 「ゴルフはいくつになってもできるスポーツですし、そのうえ年をとっても飛距離は伸びるから、どんどんとのめりこみ出しました。僕がゴルフを楽しいと感じる瞬間は、アイアンショットで『芯を喰った当たり』をした時です。クラブヘッドが走って、ボールが驚くほど飛んでいくのです。もっとも、毎回打てるわけではない。だからこそ、ゴルフをやろうとする。私の場合、スコアをよくしたい一心ではなく、芯を喰った感覚を味わいたいから続けているようなものです。年を取るとアマチュアゴルファーは『ボールが飛ばなくなった』と嘆きます。しかし、ちゃんと練習をしていれば芯を喰ったショットで、飛距離が落ちることはあまりない。その感覚さえ自分のものにすれば、70歳でも80歳でも飛距離は伸びますよ」

 事実、現在も飛距離は伸びているという。かつて一流だったスポーツ選手は、現役時代の自分を決して懐かしがったりはしない。いくつになっても、自分に合った方法を取り入れて、あらゆる分野で向上しようと試みる。


次回、『「決して諦めない」を肝に銘じたドイツでの出来事』をお届けします(7月4日公開予定)。ぜひ、ご覧ください。


(写真協力:日刊ゲンダイ/取材・撮影協力:ヌーヴェルゴルフ倶楽部、千葉夷隅ゴルフクラブ)

『日刊ゲンダイ』で川淵三郎さんが登場する「相手をスコアアップさせ、自分も上達になる方法」を毎週火曜に連載中

川淵三郎(かわぶちさぶろう)さん
日本サッカー協会最高顧問、日本バスケット協会会長、首都大学東京理事長
川淵三郎(かわぶちさぶろう)さん 1936年12月3日、大阪府生まれ。 大阪府立三国丘高校でサッカーを始め、早稲田大学、古河電工でプレー。現役引退後は古河電工、日本代表の監督を経て、JFA(日本サッカー協会)理事に就任。1991年Jリーグ初代チェアマン、2002年JFA会長、名誉会長を歴任して、2012年に最高顧問となる。現在、日本バスケットボール協会会長、首都大学東京理事長を務める。著書に『「51歳の左遷」からすべては始まった』(PHP新書)、『「J」の履歴書』(日本経済新聞出版社)など。

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