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私の「カラダ資本論」

「70歳でも80歳でも、飛距離は伸びますよ」【川淵三郎さん=日本サッカー協会最高顧問】

第3回 ゴルフを続ける目的は、スコアアップよりも「あの感覚」

 野地秩嘉=ノンフィクション作家

仕事においては、やはりカラダが資本。多忙な中でも最高のパフォーマンスを発揮し続けるには、日頃からの健康管理が欠かせない。一流人が実践する健康マネジメント術について、「食事」「運動」「スポーツ」「睡眠」「ストレスマネジメント」「やりがい」など様々な切り口で紹介する。新連載に登場してもらうのは、「キャプテン」の愛称でも親しまれてる、日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎さん。根っからのアスリートで、スポーツマネジメントのプロであり、しかも教育者、指導者だ。川淵さんが語る、「私の『カラダ資本論』」とは。

僕は「さぼり屋」、眠ることだけが楽しみでした

 川淵三郎(78歳)さんは、大阪府高石市で生まれ育った。今でも、たまに関西弁が出ることがある。中学時代は野球部に所属。本格的にサッカーを始めたのは府立三国丘高校に入ってからだ。その後、早稲田大学に進み、もちろんサッカー部に入部。2年生からは日本代表のフォワードとして活躍した。1961年に大学を卒業して古河電工に入社。ここでもサッカー部に所属する。1964年の東京オリンピックでは、アルゼンチンを相手にゴールをあげて勝利に結びつけた。現役引退は1970年。10数年間、サッカー選手として練習に明け暮れる日々だった。

ゴルフはスコアアップを目標にするより、クラブの芯でボールを捕える感覚を得ることを目指している。
[画像のクリックで拡大表示]

 「日本代表選手の頃は、午前2時間、午後3時間が練習で、夜は体育館でストレッチをしたりとハードな練習の毎日でした。ダッシュや長距離走もその中に入っています。1日が終わると疲れ果てて、何もやる気が起こらない。食欲もなくて、とにかく眠ることだけが楽しみでした。僕はサボり屋でね(笑)。現役を退いてからはゴルフを除いて何の運動もしたことはない。ジムでトレーニングをしようなんて考えたこともなかった」

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