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私の「カラダ資本論」

人生を無駄にして病を引き起こす3つの心持ち【ライフネット生命・出口氏】

第1回 生物学の本に健康を学ぶ

 出口治明=ライフネット生命保険会長兼CEO

 仕事においては、やはりカラダが資本。多忙な中でも最高のパフォーマンスを発揮し続けるには、日ごろからの健康管理が欠かせない。一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム、今回はライフネット生命保険の出口治明会長兼CEO(68歳)にご登場いただく。出口氏が考える、健康にとってよくない3つの心持ちとは?

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 私は常々、「人・本・旅」が人生を豊かにすると話しています。たくさんの人に会い、たくさんの本を読み、いろいろな場所へ出向いて体験を重ねることで、人はより賢くなれると考えています。私自身は、本の影響が一番大きい。出口治明という人間は、本50%、人25%、旅25%で作られていると思います。

 いろいろな本を読みますが、いわゆる健康管理術のような健康にまつわる本はほとんど読みません。地球上には70億人の人間がいますが、一人ひとり皆、違います。誰にでも通じる健康術などあるはずがないと考えていますから。

 私が特に好きなのは、生物学の本です。そのどれを読んでも「動物にとって一番大事なのは健康」だということが書かれています。例えば、動物は多くのエネルギーをデートに費やしています。つまり、子孫を残すためです。そのためには健康な体が必要です。

ビジネスチャンスをつかむ秘訣は健康維持

 ビジネスパーソンにとって一番大事なのも健康です。とても賢くて優秀な人がいて、その人の能力を100とします。100の能力を持っていても、体調が万全でなければ、そのすべての能力を発揮することはできません。一方、能力は70くらいだったとしても、常に元気でその能力を100%発揮できれば、“優秀だけど不健康な人”を上回ることができるかもしれない。

 大人になれば、能力を飛躍的に伸ばすのは難しいもの。でも、健康はある程度、自分でコントロールすることができます。上司が重要な仕事を誰に任せようかと考えたとき、いくら優秀でも、覇気がなかったり、二日酔いでグタッとしていることが多かったりする人には、安心して頼めません。体調が良くないと、仕事のチャンスも失ってしまうのです。

 これは、ダーウィンの進化論と同じ理屈です。生き残るのは賢い人や強い人ではなく、運を生かして適応できる人なのです。「棚からぼた餅」という言葉がありますが、棚から落ちてきたぼた餅を食べられるのは、たまたま棚のそばにいた人です。つまり、運ですね。でも、それだけでは、ぼた餅を食べることはできません。棚のそばにはほかにも人がいるかもしれない。そこで、落ちてくるときに真っ先に走っていって、口を開ける。そう適応できた人が、ぼた餅を食べられるわけです。

 ビジネスチャンスはいつ巡ってくるか分かりません。運がやってきたときにいつでも走り出せるように、健康をキープしておくことが大切です。

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