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私の「カラダ資本論」

カーテンをつけず太陽光で自然に目覚める【ニコライ・バーグマン】

第3回 照明と音楽でリラックスモードを演出

 ニコライ・バーグマン=ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン代表

箱根のアトリエで冬でも窓を開けて眠る理由

週末は大自然に囲まれたこのアトリエでリフレッシュするという。
週末は大自然に囲まれたこのアトリエでリフレッシュするという。

 ここ数年、リラックスやリフレッシュに関心があり、仕事のパフォーマンスを上げるためには必須だと思っています。その一環として、5年前に箱根に土地を購入してアトリエを建て、週末に通っています。広大な自然を感じるだけでもリラックスしますが、そこでは、冬でも寝室の窓を開けたまま寝ています(笑)。もちろん部屋がひんやりするので、布団やブランケットをたくさんかぶって眠るのですが、窓を開けていると、静寂の中から近くの川が流れる音が聞こえてきます。それがとても心地よくて。そして、たくさんの鳥のさえずりで目覚める。都心では味わえない自然に包まれて過ごす環境はもう最高です。週末に心身ともにしっかりリフレッシュする生活になったことで、日々の仕事により集中できるようになったように思います。

 箱根に土地を購入した本来の目的は、長年の夢でもあった花や大自然を楽しめる広大な公園「ボタニカル ガーデン」を造るためです。プライベートな公園ではなく、誰でも入れるオープンな公園にするプロジェクトで、今は敷地や駐車場を整備しながらすでにガーデナーが常駐しています。2021年の夏前にはオープンできればと思ってます。

 公園は人工的に作り込んだものではなく、女性ならハイヒールから長靴に履き替えてもらって森の中を散歩するような、大自然を感じられる内容を想定しています。例えば、私が作った自然を感じてもらえる作品や、多肉植物や蘭といったテーマ別に植物を楽しめる植栽エリア、テーブルや椅子も置いたりして、私が考えるアートやカルチャーを発信しながら、箱根の豊かな自然をさらに楽しんでもらえる散歩コースです。

 1万5000坪ほどの山の土地を耕して3年ほどたちますが、週末に箱根に移動し、日常から離れて体を動かして土をいじったり、DIYをしたりする手作りの作業は、ほどよく体が疲れて、心身ともにとてもリフレッシュできる時間です。

 また、2019年の秋には会社の社員たちを呼んで、「箱根祭り」と称して、3日がかりで木を20本ぐらい倒したり、建物を建てたりしました。夜はみんなでバーベキューをして、リフレッシュしただけでなくコミュニケーションの場にもなったと思います。

 最近、興味があるのは瞑想です。時間がなくてまだきちんと取り組めていないですが、欧米を中心とした大手企業やビジネスパーソンがマインドフルネスを取り入れたように、日々の生活の中で、呼吸を整え、頭をスッキリさせる習慣を持ちたい。ストレスを軽減させたり、自律神経を整えたりする日々のセルフコントロールが、集中力アップや仕事へのパフォーマンスアップにつながると思っています。

南青山のフラッグシップストアの目の前にあるギャラリーにて、自身の作品とともに。
南青山のフラッグシップストアの目の前にあるギャラリーにて、自身の作品とともに。

(まとめ:高島三幸=フリーランスエディター/写真:村田わかな)

私の「カラダ資本論」【ニコライ・バーグマンさん】

第1回 食べずに働く日本に衝撃を受けた
第2回 40代でマラソンとトライアスロンに挑戦
第3回 カーテンをつけず太陽光で自然に目覚める
ニコライ・バーグマンさん
ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン代表、フラワーアーティスト
ニコライ・バーグマンさん 1976年デンマーク・コペンハーゲン出身。デンマークで花や園芸の専門学校で学んだ後に来日し、埼玉県のフラワーショップで働く。2000年に自身が考案したフラワーボックスが人気となり、フラワーギフトの定番に。現在は、ファッションやデザインの分野で世界有数のブランドと共同デザインプロジェクトを手がけるなど、フラワーデザインの可能性を拡大し続けている。現在、国内外に14店舗のフラワーブティック、国内に2つのカフェとバーガーショップ、ギャラリーを展開。新著に『いい我慢 ~日本で見つけた夢を叶える努力の言葉~』(あさ出版)。

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