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私の「カラダ資本論」

60歳でシングルになり、75歳でエイジシュート【大和ハウス樋口会長】

第3回 ピンポン玉を使い、玄関先でアプローチ

 樋口武男=大和ハウス工業会長・CEO

おばあちゃん譲りの負けず嫌い

 僕はものすごく負けず嫌いで、闘争心が人一倍強い。ゴルフがうまくなったのは、そういう性格だったからだと思う。

 僕をそんなふうに育ててくれたのは、明治生まれの五黄の寅(ごおうのとら)の樋口シモさん。おばあちゃんや。

 厳しいし優しい人やった。ようかわいがってくれるけど、間違ったことをしたら徹底的にやられる。「うそとごまかしは絶対にあかん」「人さまに迷惑をかけることはならん」「けんかしたら絶対に勝て」、これが、おばあちゃんの教えの3つです。

おばあちゃんにたたかれたら、行くしかないでしょう。
[画像のクリックで拡大表示]

 小学校5年生のとき、近所の中学生に泣かされて帰ったら、竹光(たけみつ、削った竹を刀身に見せかけて作ったもの)で頭をバチーンとたたかれ、もう一回行けと言われる。しょうがない、やり返しに行ったよ。行かな、おばあちゃんが怖いから。

 樋口シモさんがどんだけ気が強かったかというと、亡くなったら火葬をして骨拾いをするでしょう? おばあちゃんの骨は拾えなかった。そのくらい骨がもろくなってしまっていたんです。火葬場の人にも、「私は20年以上ここに勤めているが、こんな骨は初めて。ほんまに生きてはったんですか」と聞かれた。「生きていましたよ」と答えたら、「この人は気力だけで生きていましたよ」と言っとりましたな。

 おそらくかなり辛かったはずだけど、周りにそんな素振りをちっとも見せることなく、最後までおばあちゃんは強気のままや。僕はそこまでにはとてもなれないと思うけど、手本にしたいと思う。

 ゴルフでも何でも上達するためにはコツコツ練習せんといけません。継続は力なり。一番大事なのは強い意志です。大きく言えば、将来どういう人間になりたいとか、どういうことをしたいという志が明確でないと頑張れない。頑張るためには根性が要る。古くさいようやけど、僕はそう思います。

(まとめ:荻島央江=フリーライター/インタビュー写真:鈴木愛子)

第1回 70代でも毎朝、腹筋80回、足の開閉50回
第2回 エネルギーの源は、夜の肉400g

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樋口武男(ひぐちたけお)さん
大和ハウス工業会長・CEO
樋口武男(ひぐちたけお)さん 1938年兵庫県生まれ。61年関西学院大学法学部卒業後、鉄鋼商社勤務を経て63年、大和ハウス工業に入社。84年取締役、89年常務、91年専務を経て、93年、債務超過寸前のグループ会社、大和団地社長に就任。経営再建を果たす。2001年大和ハウス工業と大和団地の合併に伴い、大和ハウス工業社長に就任。04年から会長兼 CEO(最高経営責任者)を務める。

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