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私の「カラダ資本論」

最も注目すべきは「歯の健康」【ユーグレナ 出雲社長】

第1回 歯のケア談義が親交を深めるきっかけに

 出雲充=ユーグレナ

様々な分野で活躍する一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム。今月はユーグレナの出雲 充社長にご登場いただく。ユーグレナは世界で初めて食用屋外大量培養に成功した藻類の一種「ユーグレナ(和名:ミドリムシ)」を活用して、ヘルスケア事業や環境・エネルギー事業などを展開しているバイオベンチャーだ。ユーグレナの経営理念は「人と地球を健康にする」。そんな理念を実現するには「自身が健康であることもミッションの1つ」だと出雲社長は話す。第1回は、健康マニアを自称する出雲社長が最も大事にしているという「歯の健康」について語っていただいた。

 ユーグレナ(和名:ミドリムシ)は藻類の一種で、細胞を変形させて動く動物と、光合成をして栄養分を作り出す植物の2つの性質を持つ特殊な微生物です。体長はわずか0.05mm程度ですが、栄養価が高く、二酸化炭素から酸素を作り出す能力も高いユーグレナは、多くの可能性を秘めています。そのユーグレナを社名とした当社は、2005年8月に創業。12月にはユーグレナの食用屋外大量培養に世界で初めて成功し、食料問題、環境問題、エネルギー問題などの解決に寄与すべく、ユーグレナの活用を軸とした研究開発、事業展開を行っています。

 当社では「人と地球を健康にする」という経営理念を掲げています。また、わが社の行動指針である「euglism(ユーグリズム)」の1つには「健康的に生きる」があります。これは「人を健康にするために、健全な判断や思考で仕事をするために、自らが健康でいること」を意味しています。こうした経営理念や行動指針を、企業活動はもちろん、自身の生活でも一貫して体現するよう努めています。

 ですから、健康管理にはかなりマニアックに取り組んでいます。その中でも、最も重要だと考えているのが「歯の健康」です。「芸能人は歯が命」という歯磨き剤のCMがありましたが、健康のためにはまさに、歯が命だと思いますね。

歯周病は様々な病気のリスクを高める

 ユーグレナでは食品事業を手がけていることもあり、近年注目されている腸内細菌叢(腸内フローラ)の重要性についてはかなり以前から学んでいました。一方、歯についてはあまり学ぶ機会がなく、それほど重要視していませんでした。ところが、ここ5~6年くらいの間に、歯の病気と全身の様々な病気との因果関係を示す論文を目にする機会が増えました。例えば、歯周病が心疾患や脳卒中のリスクを高めることが分かっていますし、アルツハイマー型認知症の原因となることなども示唆されています。そうした論文を読むたびに、全身の健康に与える歯のインパクトはこれほどまでに大きいのかと感心するようになりました。

 確かによく考えてみれば、歯周病菌などの病原菌が血流に乗って全身をめぐれば、病気を引き起こすリスクがあることは分かります。私はそのリスクを、過小評価していたんですね。歯磨きはもともと好きだったのですが、そのことに気づいてからは、さらに丁寧なケアをするようにしています。

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