日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > からだケア  > 私の「カラダ資本論」  > 社内喫煙率を低減へ、運動会を30年振りに復活【ミズノ 水野社長】
印刷

私の「カラダ資本論」

社内喫煙率を低減へ、運動会を30年振りに復活【ミズノ 水野社長】

ぎっくり腰の病み上がりにゴルフをして大反省

 水野明人=ミズノ社長

様々な分野で活躍する一流人が実践する健康管理術を紹介する本コラム。今回は、大手スポーツ用品メーカーであるミズノの水野明人社長にご登場いただいた。スポーツを通して人々の健康に貢献するミズノは、2016年には社内向けに『健康経営宣言』を行い、2018年には『健康経営優良法人』にも選定されている。最終回は社員の健康管理に対する取り組みと、自ら元気でいるための秘訣について語ってもらった。

 これまでは自分の健康への取り組みについてお話しましたが、スポーツ用品メーカーを経営する立場としては、社員にももちろん健康でいてほしい。2016年に従業員一人ひとりの健康増進への取り組みを社内で推進するために『健康経営宣言』を行い、2018年には『健康経営優良法人』に選定されました。ミズノはスポーツ用品の会社として、顧客の健康も考えながら商品を開発しています。そういう企業であるからには、まずは社員から健康になろうということです。

[画像のクリックで拡大表示]

 具体的には、「肥満などの生活習慣病予備軍の低減」「メンタルヘルス不全による休業人数の低減」「重大疾病(がんなど)の予防と早期発見」「喫煙人数の減少」の4項目を推進しています。

健康経営宣言で社員の喫煙率を低減へ

 健康経営宣言をする前の2012年には、生活習慣病の予備軍を減らすために『健康サポートシステム』を立ち上げていました。これは社員が過去5年分の健康診断の結果をチェックできるシステムで、検査項目が基準値を超えたら赤く表示されるのです。社員自身が健康状態の経年変化を確認することで、体の状態をチェックできます。

 ミズノでは元々がアスリートの社員が多いし、生活の中で健康管理に気を付けている社員も多かったので、健康サポートシステムの導入によって社員の健康が大幅に改善されたということはありません。ただ、調べてみたら喫煙率が男女合わせて23.3%もありました。これは健康にとっては、百害あって一利なし。でも、強制的に止めさせることはできない。自分から止めるようにしてもらいたいと思って、健康経営宣言の中に盛り込んだのです。その効果が見えてくるのはまだこれからですが、会社の支援を生かして、社員自身が自らの意思で行動を変えていってほしいと思います。

 私にとってゴルフが健康管理の一部になっているように、社員も何らかのスポーツを続けて、健康になってもらいたいと思っています。そこで関西では駅伝大会を行ったり、全社的には「ミズノファミリースポーツデー」という社内運動会を30年振りに復活させたりしています。もちろん強制ではなく、自分の意思での自由参加です。結構みんな楽しんでいるようですよ。

 そのほかにも、野球や柔道、サッカー、バスケットボール、自転車、テニスなど、たくさんのクラブ活動が行われています。学生時代に本格的なスポーツをやっていた社員も多いので、自然発生的にできてしまいました。もちろん、初めてやる種目のクラブに入る社員もいますね。

 昔はゴルフ同好会もあって、研修会と称する練習もありました。私も初心者だった頃に参加しまして、そこでかなり鍛えられましたね。中には体育会ゴルフ部出身の社員もいますから、本当に練習がキツイ。契約プロまで来るコンペもありますから、その時は真剣勝負でした

1/2 page

最後へ

次へ

日経グッデイ春割キャンペーン

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 悪玉コレステロールを下げ、善玉コレステロールを上げる実践的な対策

    健康診断で多くの人が気にする「コレステロール」。異常値を放置すると動脈硬化が進み、心筋梗塞や狭心症のリスクが高まっていく。数値が悪くても自覚症状がないため、対策を講じない人も少なくないが、異常値を放置しておいてはいけない。では、具体的にどのような対策を打てばいいのだろうか。今回のテーマ別特集では、健診結果のコレステロール値の見方から、具体的な対策までを一挙に紹介していこう。

  • 老化を進める「糖化」から身を守る対策とは?

    “老けにくい”体にしたいというのは誰もが共通に思うこと。その老化の原因の1つとして最近注目されているのが「糖化」だ。この糖化、見た目の老化はもちろん、体内の血管や内臓、骨、関節などの機能低下にも密接に関わっているという。糖化リスクを遠ざけ、老化を遅らせるためには何を実践すればいいのだろうか。今回のテーマ別特集では、糖化の健康への影響から、その対策までを一挙に紹介しよう。

  • 歩くだけではダメ? 失敗しない運動習慣の作り方

    「ひと駅前で降りて歩く」「テレビを見ながら軽い筋トレをする」…これをもって「運動習慣がある」と思っている人は意外と多い。しかし、フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんは「強度の低い運動、筋肉がつかないような運動は、いくら続けても十分な成果が得られません」と断言する。では、健康診断で引っかかった数値を改善したり、カロリーを消費して減量したり、病気を予防するといった目的を達成するためには、どのような運動をすればいいのだろうか?

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Goodayマイドクター申し込み

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2020 Nikkei Inc. All rights reserved.