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私の「カラダ資本論」

健康維持には時間とお金の投資が必要【ベネッセ原田氏】

第3回 信頼できるトレーナーの指導と朝型生活のススメ

 原田泳幸=ベネッセホールディングス会長兼社長

仕事においては、やはりカラダが資本。多忙な中でも最高のパフォーマンスを発揮し続けるには、日ごろからの健康管理が欠かせない。一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム、ベネッセホールディングス会長兼社長の原田泳幸氏(67歳)の第3回目。原田さんはトレーニングは自己流でやるのではなく、信頼できるトレーナーの下で行ったほうがいいと強調する。その心は?

自己流トレーニングの落とし穴

朝は5時からラジオでニュースを聞きながらジョギングするのが日課です。写真は2013年の宮崎シーガイアトライアスロンの様子。(©YUTAKA/アフロスポーツ)
[画像のクリックで拡大表示]

 2008年の夏から毎朝欠かさず運動をするようになって、今では週に2回は夕方にジムにも通い、パーソナルトレーナーの指導を受けています。筋力トレーニングや体幹トレーニングを60分、その後にストレッチを30分が基本的なプログラムです。

 ジムでは自己流でトレーニングをしている人も多いかもしれませんが、私は自分の経験から、かかりつけ医のように信頼できるトレーナーを持つべきだと思っています。年齢を重ねても健康な身体を維持するためには、ある程度の時間とお金の投資は必要かもしれません。自己流のトレーニングでは、腰を傷めるといったケガをしやすくなりますし、期待するような効果も得られにくい。効果がなければ意味がなく時間の無駄になりますし、一度ケガをしてしまうと、トレーニングを続ける意欲も薄れてしまいます。

 また、人間はどうしてもラクな方、自分の好みの方に偏りがちです。1人でトレーニングをしている人を見ていると、ベンチプレスなどで上半身を鍛えている人が多い傾向があります。筋力トレーニングでは上半身と下半身をバランス良く鍛えることが大切ですが、下半身のトレーニングはスクワットなどきついものが多いので、自分でやるのはなかなか難しいんですね。トレーナーの適切な指導と励ましがあれば、苦手なものでも、自分の限界を超えた「あと1回」にも力が出る。これは仕事にも通じることですね。

 トレーナーとは5年の付き合いになりますが、私よりも私の身体のことを理解しています。その日のコンディションや目的に合わせてプログラムをアレンジしてくれますし、トレーニング中は筋肉のどこに意識を向ければいいかといった適切な指導はもちろん、食事や休養についてのアドバイスなどももらえます。体調が悪いときはジムは休むという人が多いと思いますが、私はそういうときこそジムへ行って、トレーナーの指導を受けるようにしています。

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