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私の「カラダ資本論」

経営者がハードなスポーツにハマる理由【シニフィアン 小林共同代表】

第3回 岩山を一歩一歩、集中して歩くことで無心になる

 小林賢治=シニフィアン

登山は無心になって心を整えられる術

 私にとっての登山の魅力は、登っている間はつらくても、歩みを進めるごとに変わっていく風景が見られるところにあると感じています。もちろん、山頂から見る景色も素晴らしいのですが、例えば、山の中を歩いていても、ちょっと小高いところに出ると、街の風景が広がっていることがある。そんなふうに、視座を変えることによって、見えるものが違ってくるという点は、経営にも通じるところがあるんですよね。

 それに、私の好きな北アルプスは険しい岩山が多く、一歩間違えると事故につながるリスクがあります。不安定な岩場に足をおき、集中しながら、次の一歩を進めていく。それをひたすら繰り返していくと、仕事のことなど何も考えずに、無心になっていくんですね。

 経営者には、多忙な中でもトライアスロンなどのハードなスポーツに打ち込む人が多くいますが、それもきっと、競技に集中することで、無心になれる瞬間があってのことではないかと思います。常に情報をインプットして、思考している経営者にとっては、無心になれる瞬間はとても貴重です。マインドフルネスやヨガが流行るのも、同じように集中できるからでしょう。方法は人それぞれ違っても、自分なりに無心になって、心を整える術を持っているのだと思います。私にとってはそれが登山であり、前回お話ししたフルートなんですよね。

 シニフィアンはスタートアップへの投資や経営支援などを行っていますが、近年は若い世代だけでなく、シニア層が起業するケースも増えています。40代の自分と同世代の起業家も多く、彼らは志も健康に対する意識も高いと感じます。40代になると昔のように無理が利かなくなってきますし、起業家はまさに体が資本ですから。

 最近は、昔ながらの夜の会食や接待ではなく、アルコール抜きのブランチや、ホテルのラウンジで朝食をとりながらといったスタイルの会合も多くなっていて、とてもいい流れだと思っています。

(まとめ:田村知子=フリーランスエディター/写真:村田わかな)

私の「カラダ資本論」【シニフィアン 小林共同代表】

第1回 ぎっくり腰を機に、17kgの減量に成功
第2回 ダイエットで体形が変わり、タバコと決別
第3回 経営者がハードなスポーツにハマる理由
小林賢治(こばやし けんじ)さん
シニフィアン共同代表
小林賢治(こばやし けんじ)さん 兵庫県加古川市出身。東京大学大学院人文社会系研究科美学藝術学にて「西洋音楽における演奏」を研究。在学中にオーケストラを創設し、自らもフルート奏者として活動。卒業後、コーポレイトディレクション(CDI)に入社し、経営コンサルティングに従事。その後、ディー・エヌ・エー(DeNA)に入社し、取締役・執行役員としてソーシャルゲーム事業、海外展開、人事、経営企画・IRなど、事業部門からコーポレートまで幅広い領域を統括。2017年に未上場スタートアップや新興上場企業に対する経営支援事業、産業金融事業を手がけるシニフィアンを設立。ミクシィ元社長兼CEOの朝倉祐介氏、元ゴールドマン・サックス投資銀行部門の村上誠典氏と共に共同代表を務める。

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