2カ月で4キロ減、人は知識がつくとやせられる【JINS田中社長】
第1回 遺伝子検査付き!スマホのサービスでダイエット
田中仁=ジェイアイエヌ社長
仕事においては、やはりカラダが資本。多忙な中でも最高のパフォーマンスを発揮し続けるには、日ごろからの健康管理が欠かせない。一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム、今月はアイウエアブランド「JINS (ジンズ)」を全国で約300店展開するジェイアイエヌの田中仁社長(53歳)にご登場いただく。第1回目は、年頃の男性なら誰もが気になるダイエット。田中社長が2カ月で4キロの減量に成功したその方法とは。
運動する時間もなく、会食も多い中で…
以前は週末によく歩いていましたが、最近は忙しくて歩く機会がめっきり減ってしまいました。ゴルフにも行っていないので、運動らしい運動がほとんどできていません。一方で、会食は増えており、月曜から金曜まで5日連続で外食ということもしばしばあります。そんな生活を続けていたらみるみる体重が増えてしまいました。このような毎日では到底やせられるはずがありません。
そんな私が何をきっかけにやせようと思ったのかといいますと、コレステロール値が高かったことと、昔履けていたパンツが履けなくなったから。太ってしまうと格好いい洋服を着こなせません。このままではまずいなあと思っていたときに、久しぶりに会った友人の経営者がやけにすっきりしている。それで「あれ? どうしたの? やせたよね」と聞いてみると、スマートフォンで利用できるダイエットサービスを使って減量したというので、早速私も試してみることにしました。
人は知識がつくとやせられる!
「FiNC(フィンク)ダイエット家庭教師」という60日間のダイエットプログラムです。まず血液や遺伝子の検査を受け体質を分析してもらう。そしてダイエット期間中、体重と、毎回どんなものを食べたかを食事のたびにアプリで投稿します。すると、アプリを通して専属の家庭教師(栄養士)からダイエットに適した食事内容や食べ方に関してアドバイスが送られてきます。
私の場合、実は食べる量は以前と変わっていないのですが、去年の3月、4月の2カ月間で4キロ減量して、今でもキープしています。自然とダイエットへの意識やスキルが向上し、体重を維持するコツがつかめたような気がします。
2カ月のダイエット期間に学んだことは、人は知識がつくとやせられるということです。
今回のダイエット生活で何が変わったのかといえば、食事の内容です。例えば…。
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- 食べる順番が分かるだけで行動が変わる!
