コンビニ食断ちとランニングで体重を維持【レノボ・ジャパン ベネット社長】
第1回 甘い食べ物と飲み物を絶って体重回復
David Bennett=レノボ・ジャパン

食事の回数も考えて体重管理
これまでは、「食べ物さえ気をつければ何とかなる」と思っていたのですが、2019年11月に40歳になって、それだけではコントロールできないと感じ始めました。さきほど、僕は走るのは好きじゃないと言いましたが、甘い物を食べてばかりいると、太ってしまって嫌いなランニングをもっとやらなければなりません。それならいっそ甘い物をやめてしまおうという逆の発想で、今では、飲み物は無糖のお茶や紅茶です。
あと一時期は、炭水化物を完全にやめたこともあるんです。そのときは確かに体重は急速に減りました。でも日本はお米がおいしいし、カナダ人はパン類が好きですから、今では少し控えるといった程度で完全にやめてはいません。肉類は普通に食べていますね。ウエイトトレーニングで筋肉を増やすには、たんぱく質が大切ですから。
以前は食事を1日3回取っていたんですが、ウエイトトレーニングを始めてからは2回にしています。朝、トレーニングして昼の食事は栄養バランスを考えて多めに取って、夕食を少なめにしています。夕食を食べてからは、次の昼までは何も食べないんです。一度、体の中にエネルギーをなくす状態を作ってリセットすることも必要だと思っているからです。
ただ、問題なのは仕事の関係で、夜はどうしても外での会食が多くなってしまうことです。そこで調べてみると、1日1食、夜はたくさん取って、朝と昼は飲み物と果物程度にするという方法もあって、2020年はそれにチャレンジしようかなと考えているところです。
次回は、瞑想など心の状態を保つ方法について伺います。
(まとめ:松尾直俊=フィットネスライター/写真:村田わかな)
レノボ・ジャパン 代表取締役社長
