「痛風によくない、プリン体の多い食品は控える」
朝食は午前7時前後。メニューはパンと牛乳と野菜ジュースが定番で、昼食はゴルフ場のレストランで食べることが多い。
「ホームコースではだいたい野菜の入った皿うどんやおそばを食べます。週に1回は肉を食べますね」(赤﨑さん)
夕食は自宅で、焼き魚か刺身に味噌汁、ごはんの組合せ。ほかにキャベツともやしを多くして豚肉を入れた野菜炒めや、大根、ニンジン、ゴボウ、レンコンなどの根菜類と鶏肉、揚げ、豆腐などをよく煮込んだ煮しめ(筑前煮)が得意料理だという。
実は赤﨑さんは50歳のときに奥さんを亡くしている。以来、ずっと一人暮らしで、料理はすべて自分で作る。ブリの切り身の焼き魚や煮しめなどが多いのも、一度に作り置きしておくことができるからだろう。
「焼き魚はブリやアジを1尾買ってきて、自分でさばきます。ブリなどは切り身にして、一塩してラップで包んで冷凍しておき、食べるときに解凍して焼くと美味しいですよ。時々、干物も作ります。ただし干物はプリン体が多く、痛風にはよくないので、干しても一夜干しにします」(赤﨑さん)
自宅でステーキを焼くこともある。
「月に2~3回はステーキですが、多いのは豚肉です。痛風があるので肉は食べなかったのですが、歳を取ると筋肉が落ちると聞いてから、週に3回は野菜炒めなど野菜と一緒の肉料理を積極的に食べるようにしています。好き嫌いはありません。何でも食べますが、痛風によくないもの、プリン体の多い食品は控えます」(赤﨑さん)
お酒は飲まない。
「62、63歳までは飲んでいたのですが、競技に出るようになってから、酒を飲みすぎると翌日のゴルフに差し支えるので、控えるようになりました。すると、飲まないほうが調子がいいので、じゃあ一切飲まないようにしようと。今は年に1度、会社のOB会で飲むくらいで、ふだんは誘われても断ります」(赤﨑さん)
「ダボ」に対する人一倍強い警戒心が安定したスコアを生む
ゴルフがない日は散歩やストレッチ、庭木いじりをして過ごす。若い頃は勝負事が好きで、碁や将棋を嗜み、マージャンは仕事仲間と一緒にやってほとんど負けなかったという。だが、今はゴルフ一筋だ。
- 次ページ
- 高い目標と挑戦が、持病に負けない原動力に