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現役エージシューターの「山あり、谷あり、ゴルフあり!」

銀行の融資を引き出す86歳社長のエージシュート

第4回…目標と挑戦意欲がなければ永遠にエージシュートは出せません【和田孝弌さん】

 高橋健二=ノンフィクションライター

ティーショットとアプローチを極めてスコア80台を維持

その1~ティーショットで使うクラブを変えていく

 和田さんがメーンのコースにしている晴山ゴルフ場は、客が少ないときには同じ9ホールを2~3度回してくれることがあるという。そんなときは集中的に「練習ラウンド」にするそうだ。まずは、ハーフごとにティーショットでのクラブを変えて回ること。

 「1回目のラウンドは、ティーショットでドライバーだけを使う。次のラウンドでは、3Wだけを使う。最後は7番アイアンだけ打つといった具合に、いろいろ実験をするのです。ややもすると、ドライバーを使わないラウンドの方がスコアをまとめられることがある。同じことを何度やっても進歩がなければ、また違う方法を取り入れてみる。この繰り返しが上達する秘訣ですよ」(和田さん)

その2~アプローチショットを徹底して練習する

 「踊りの世界では、『3日休むと家族にわかる。10日休むと友人にわかる』という格言があります。感覚がずれてくるとなかなか修正できなくなることを喩えたものですが、ゴルフも同じ。特に感覚的な加減要素を求められるショートゲームにおいては、間を空けると上手くいかなくなる。大事な試合を控えているときには、メーンコースの晴山ゴルフ場に行き、3~4人のパーティーの後ろにあえて入れてもらい、1人で回ります。前の組のティーショットが終わるまで、1つ手前のホールのグリーン周りでアプローチの練習を繰り返しているのです」(和田さん)

ティーショットはアドレスに入るとすぐにスイングをはじめる。前々回でもご紹介した「逆けさ斬り」打法によって、86歳になった今でもドライバーの飛距離は200ヤード超を誇る。
[画像のクリックで拡大表示]

 ラウンド中にたった2つことを続けているだけ。既に前々回でも取り上げた和田流スコアメイク術と合わせることで、今もやすやすとエージシュートの達成記録を更新し続けているというのだ。

スイングをあれこれ考えているうちはまだまだ『上手』のレベル

 では、肝心のエージシュートを出すためのコツはあるのか聞いてみた。

 「小唄の世界では、『上手』と『上手い』は違うんですね。『上手』は音譜通りに唄うことを言います。だから上手になったねと言われても褒め言葉じゃない。一方の『上手い』は、音譜通りに唄えて、かつ唄に艶があることを言う。自分の味が出ているという意味で、これは最高の褒め言葉です。ゴルフも『上手い』といわれる境地に行けたらエージシュートは自然にできるようになる。スイングをあれこれ考えているうちは、まだまだ『上手』のレベル。『上手い』はいわゆる力の加減が分かるというのかな。それが無意識のうちにできると一皮剥けたゴルファーになれて、エージシュートは簡単に達成できるようになります」(和田さん)

 なんとなくわかるような、わからないような・・。

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