日経グッデイ

深い呼吸はカラダを変える

胸とお腹・体側の「呼吸筋ストレッチ」

息を深く吐きながら“吐く筋肉”をストレッチしてみよう!

普段の「浅い呼吸」を「深い呼吸」へと導き、体と心を整えるのに役立つのが「呼吸法」。日頃から「呼吸チェック」をして、基本の「呼吸法」を習慣化しよう。さらに「呼吸筋ストレッチ」で深い呼吸&美姿勢に! あなたのカラダが変わります。

お腹、胸にある吐く筋肉をストレッチして胸を持ち上げる

 今回は、“吐く筋肉”を息を吐きながらストレッチしてみよう。「しっかり吸えて、できるだけ吐き切れることが理想。だから、“吸う筋肉”だけでなく、“吐く筋肉”の弾力性を高めることも大切です」(東京有明医療大学の本間生夫教授)。

 “吐く筋肉”は、ドーム状になっている横隔膜を除けば、胸の下のほうに集まっており、体幹部を支える働きもある(関連記事:『「浅い呼吸」が体の不調に深く関係するワケ』)。

 「テレビ番組の企画で、呼吸が浅い5人の中高年男女に1週間呼吸筋ストレッチを続けてもらった。すると息苦しさが取れ、最大吸気量が増えて肺機能が高まっただけでなく、姿勢もしゃきっとして別人のようになって現れて驚いた。見た目の印象も大きく変わった」と本間教授。

 さあ、吸って、吐いて、若々しい体を目指そう!


胸の呼息筋ストレッチ

肩甲骨同士が背中に向けて寄るのを意識

 腹直筋(ふくちょくきん)と内腹斜筋(ないふくしゃきん)、外腹斜筋(がいふくしゃきん)のいずれも“吐く筋肉”を伸ばす。息を吐きながら肩甲骨を寄せ、胸がグ~ンと引き上がるのを感じて。

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お腹・体側の呼息筋ストレッチ

脇腹をグ~ンと伸ばす

 脇腹にある内腹斜筋と外腹斜筋の“吐く筋肉”を鍛える。ひじは横に曲がりすぎないように。できるだけ上に伸ばすのがポイントだ。

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(写真:窪徳健作/モデル:殿柿佳奈)

本間生夫さん
東京有明医療大学 副学長 教授
本間生夫さん 昭和大学名誉教授。医学博士。東京慈恵会医科大学卒業。1986年より昭和大学医学部第二生理学教室教授。専門は呼吸神経生理学。著書に『呼吸を変えるだけで健康になる』(講談社+α新書)など。

(出典:日経ヘルス2013年7月号)