呼吸筋には、「吸息筋」と「呼息筋」の2つがある
呼吸筋は、息を吸うために肺を取り巻く胸郭を膨らませる「吸息筋(きゅうそくきん)」と、息を吐くために胸郭を縮ませる「呼息筋(こそくきん)」の2つがあり、肺を取り巻く胸郭のまわりに、合わせて20種類以上ある。主に、吸息筋は胸の上部に、呼息筋は下のほうに集まる。
呼吸がたちまち楽になる胸の「吸息筋ストレッチ」
内肋間筋は呼息筋だが、上のほうは例外で吸息筋。「胸の上部の筋肉は、脳の情動と密接。ここを伸ばすと心も安定。胸が持ち上がり姿勢も良くなる」(本間教授)。
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