スペシャルメソッド インバーテッド トルネード
全身を大きく動かして、普段からコア全体のエクササイズを続けよう。上体にひねりを加えながら、片足だけで全身のバランスをとる究極のメソッドが、この「インバーテッド トルネード」だ。ひねりを加えた状態を保てる「前面」「背面」「側面」のコアの筋肉、全身のバランスを支える筋力と股関節の柔軟性が求められる。「強いコアを維持するための要素がすべて詰まっています」(吉田さん)。
コアを鍛えて目指すべきは、「スタビリティ(安定性)とモビリティ(自由な動き)の獲得」だと吉田さんはいう。「体を動かす関節は自由に動かせて、体を支えるべき関節は安定力をつける。これがコアトレーニングの果たす目的」(吉田さん)。
体を支える脚力としなやかな股関節、背すじを伸ばして上体を支えて、さらにひねりを加えられるコアの強さ。これらを一度に鍛えるのが、「インバーテッド トルネード」だ。
体を支える強いコアが手に入れば、腹に脂肪がたまるすき間もなくなるはずだ。
(写真:岡崎健志/イラスト:三弓素青)
PCP代表取締役 パーソナルトレーナー

(出典:日経ヘルス for Men 2011 SUMMER)
